六時に起きたんだけど二日酔いがひどくて「こんなんで坐禅ができるか」って思ったのでまた寝た。

ルパン対シャーロック・ホームズ。

昼だな。

お蕎麦にしませう。

かわいそうなキティ・プー！！

六時でありんす。

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昼だのなー

「ウヒョォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ〜〜〜〜！ハーレルーヤ！！」
僕とKさんは矢も盾もたまらずチャリンコで夜の街に飛び出した。
二人とも、たまっていた。ビール飲みすぎ、ジャズ聞き過ぎ、隣の住人に怒られすぎの血気盛んな大学三年生である。
いきなりKさんのチャリンコがOLを轢きそうになる。Kさんは素早く「メンゴッ」と謝罪を放吟すると、ハンドルをモロ90度ターンさせてチャリンコ・ジャグラーの腕前を披露した。
ふふふ、伊達に毎晩生物実験してないね、お…俺なんか彼女もいないし、高い店にも入れないし、どっか頭おかしいし…Kさんだってそうじゃん。

信号を無視しようとすると信号が青に変わる。「日頃の行いがいいからだよな？」Kさん方言しゃべんないかなぁ…
自転車の両脇から突き出したハンドルに両方とも缶ビール満載のビニール袋が下がっているのを見て、浮浪者のような通行人が舌打ちをした。
到着すると、Kさんは当時まだ珍しかったスピーカー付きMP3プレーヤーを駆動させて山々にコルトレーンが木霊する。
二人とも無言でプシュッと開けて乾杯。春先はビールに限る。
「踊ろうぜ」そういう空気。小学生ならさっさと股間を披露するくらいのノリで、踊った。酩酊が進む。傍目には近くの歩道橋下で文藝春秋を読んでいる浮浪者と大して変わらない印象。
無言で通り過ぎるカップルに、Kさんは咥えタバコでボディーアピールを続けた。

深夜もやっている書店で「うんこから匂いを除去する薬を飲んだらスカトロに風情がなくなるじゃないか」という内容のエロ漫画を読んだあと、深夜もやっている激辛ラーメン屋で激辛ラーメンを頂いた。湖にも立ち寄った気がする。
そうこうしているうちに早朝になり、まだ飲み足りない学生さんが帰ってくるのだから最悪だ。
（というか、三年次にもなると講義日など飛び石で、それくらいしかやることがなかった。就職活動などしておけばよかったと思っている。）
「帰れ」とKさん。以前そのお言葉を無視して泊まり込んだら凍死しそうになったことがあるので、本当に帰った。
そう言えば今日は朝から英会話の授業だな、と思い、辛かったのを覚えている。時に天保1998年であった。

お昼は冷やし中華だったよ。

ぴったんすげぇ