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助産院は安全?

2012-06-22

くだらないけど問題に感じる場面

地味なことは避けたい、休憩時間を少しでも仕事に使うのは嫌! というのは合理的だと褒められるのかもしれませんが、私には「結局は自分が好きなことしかしないし、ちょっとしたことでも不満に変えてしまうことになる」とみえちゃうんです。そして、そういう面で気の合う者同士は連むことになり、「私たちの意見・主張は正しい!」と強くなっていきます。だから、「休憩時間の使い方は自由」という意識に自信を持ってしまい、休憩時間に机に伏せて休もうとしている人がいても、近くで大声で盛り上がったりしています。こういう方たちの行動を見ていると、どうやら“仲間”以外の「誰かに合わせる」のは苦痛のようです。


「お酒は何が好き?」と聞かれると「下戸だし、美味しくおもえないから呑まない」と伝えます。すると、「お酒が呑めないんじゃ、お子様ね」と言う人がいます。お酒を呑めることは何か自慢になるらしく…こういうことはどうでも良いことで、お酒は呑めなくても話が楽しいことなら盛り上がれるし、困ったことなんてないのに、見下すことにしつこい方はいます。だーかーらー、呑めないことで困ったことはないって言っているのに、「呑み方を教えてあげようか?」とまで言ってくる人もいます。


自然分娩至上主義の方に感じることと似ているなって感じる場面です。

ぷぷぷぷぷぷ 2012/06/26 16:08 ホントにくだらない。
ただのいちゃもん。
シンパにしかコメ返ししないし。

医療事故によって子供を失ってしまった親が、
医師や病院を相手に裁判を起こすことはあるだろう。
その医師や病院が、もしも一般的でない治療法や非科学的な治療法をしていたら
世間の注目も集めるであろう。
でも、その訴えを起こした両親が「子供は日本の医療が原因で亡くなった。日本の医療は非科学的だ、日本の医師は医療を行うべきではない。法律で医師が医療行為ができないように法改正してほしい」などと訴えたら・・・
誰も相手にしないであろう。

このブログの主、星野貴子さんがこのブログを通じて訴えようとしているのは
上記の「医師」を「助産師」に置き換えていっているようなものだから、
マトモな人は相手にしていないということは明白。
問題のある助産院や助産師のみを批判し、同じような事故が起こらないように
訴えればいいのに、それがあたかも日本中すべての助産師が問題があるかの
ように摩り替わっているのだから。
ただ、助産師は医師よりも立場が下、学歴も低いとみなされているから、
このブログには一部の医師が賛同の意を示しているようだけど。

このブログでたびたび話題に上がっている、自然分娩、ホメオパシー・・・
それらは助産師だけが大切にしているものではなく、医師の中にも信じて
実践している者がいるが、そのような医師や産院、病院は問題にならないだろうか?
予防接種を反対する小児科医、ホメオパシーを処方する小児科医も少数存在するが
問題にはならないのだろうか?それとも助産師と違って、医師の場合は問題ある
医師のみの問題なのだろうか?

それらの理論の矛盾にブログ主は答えない限り、いつまでもこのブログは個人の
ただの愚痴で終わってしまうであろう。
子どもを亡くした自分を悔いるための、心の安定のために助産師を非難することで
主はかろうじて心の均衡を保っているのであろうが、そろそろ貴方が心の医療を受ける
べき時期にさしかかっていると思われる。

suzansuzan 2012/06/27 05:28 医師免許を持っている人間が、妊娠出産関係で
扱った患者さん(母親も赤ちゃんも)がなくなったり、高度の障害を負えば、
結構高い確率で裁判になっています。
結果はいろいろ、高額の賠償金を払うのが順当、とされたり、
(福島県の大野病院事件がそうでしたが)現在の医学レベルにおいてこの医療は十分であり罪(賠償金)にあたらない、とされたり。
裁判になるうえに、かなり大きくマスコミにとりあげられます。
結果的に「無罪」になっても、無罪になる前に社会的にさんざん非難されたりします。
助産師さんが助産院で行った行為は、裁判になることばたまにあっても
めったにマスコミにはとりあげられない。
マスコミがお産をとっている開業助産師さんをとりあげるときは、いつも「美談」です。
助産院のお産を選んで事故が起きた場合、親が常に責められる。
「そんなにいうなら病院で産めばよかったのに」。
裁判を起こしてもその言葉はついてまわる。

病院で産んで事故が起きた親はこんなことはいわれません。
「医師を助産師におきかえただけ」ではない、
なぜか、お産関係の事故がおきても病院なら医師の責任が強く問われ、
助産院なら親の「自己責任」にされてしまうのです。

ブログ主のお方は、その矛盾を訴えているのだと思います。
病院分娩での事故で、病院や医師を責める文章を書いている方々はたくさんいます。
助産院の責任を問うブログ、自分のことからはじまって
「自己責任」のわなにはまって声をあげることができない
他の「助産院で事故があった親御さんたち」まで追っているブログが他にない、
だからこの「助産院は安全?」ブログは意味があるのです。

学歴とかなんとかの問題ではありません。
お産の現場では、同じ「お産のプロ」なのです。

開業助産師さんたちの中で、「お産のプロ」としての意識が弱い人たちがいる。
「自分の決めた方針によるお産」にこだわるあまり、赤ちゃんやお母さんの安全が
おろそかになってしまった結果の事故がある。
そういう事実から目をそむける手段として「親の自己責任」という呪縛がある。
そういうことを、きちんと言い続けるのは、勇気ある行動だと思います。

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