●概要
Windows 98/NT/2000/XP上のIE5.5SP2/IE6には、『インターネット・ゾーンの「アクティブスクリプト」が有効になっていて、同時にインターネット・ゾーンの「ActiveXコントロールとプラグインの実行」または「スクリプトによる貼り付け処理の許可」のいずれかが有効になっているとき、インターネット・ゾーンの「暗号化されていないフォームデータの送信」を許可すると、悪意のあるウェブページを表示した状態でShiftキーまたはCtrlキーに触れたときにユーザのハードディスクの中にある名前を知られている任意のファイルの内容が盗まれる可能性がある』というセキュリティホールがあります。
●修正プログラム 2002年7月26日現在、このセキュリティホールを塞ぐことができる修正プログラムは公開されていません。
2002年8月23日、このセキュリティホールを塞ぐことができる「MS02-047:Internet Explorer 用の累積的な修正プログラム (Q323759)」が公開されました。August 2002, Cumulative Patch for Internet Explorer (Q323759)(Microsoft)で言語とプラットフォームに合った修正プログラムをダウンロードおよびインストールすることで、このセキュリティホールを塞ぐことができます。