恋って不思議で過酷 

 って不思議だ。頭の中では恋愛すると損するって分かってるんだよ。損得勘定で動いたら、恋愛なんて間違いなくするもんじゃあない。損の方が明らかに割合高いからね。

 多分、文化が根付いてない大昔なんてのはなんてなかったと思うのよ。『女は産む機械』なんてうまい表現した人がいたけど、男と女の関係なんてのは利害関係が一致する道具みたいなもんだったんじゃないかなと思う。結局は男も『産ませる機械』なわけだし、SEXなんてのはただ『生命を産む』行為。恋愛感情なんてものはなかったんじゃないのかな。
 だけど、どこかでというものが生まれたことは事実。愛が生まれてとなる。そして、気持ちなんてのがつながってしまう。言葉だけ聞くと非常に素晴らしいものに思えるけど、実際は「なんて過酷なものを生んでくれたんだだれかさん!!」って感じですよ。

 まず、人間なんてのは自分を理解するのですら精一杯、というかできていない。なのに、自分も含め、相手のことも理解して共存していかなければならない。子どもができたならなおさらですよね。これはいつも言っていることですが、子どもができた段階で、自分自身の人生というものは終わったも同然。子どもを育てる『親』としての人生を歩むこととなる。生命を産む以上は、それを理解して生きていくのが当たり前だと思う。
 こんな過程をすっ飛ばした流れですら難しいですよね。それに加え、暴力・浮気・性格の不一致……etc.数えきれないほどの障害が恋愛者を待ち受けています。特に浮気なんてのは不可抗力の部分もあるんじゃないかな。だれか一人を好きになるということは、他のだれかを好きになれるということ。「その人しか見ることができない」なんてのは結局は詭弁で、素敵だなぁと思える人なんていうのは、多くはないとしても確実にいる。当然、そんなのは言い訳にもならないし許されることではないですけどね。

 だれかに惚れるというものは精神力を多く使う。それにより、精神がもたないということが多々ある。は実るまでがピークだと俺は思うから、片思いというものは素晴らしいものだと感じる。でも、その人で頭がいっぱいになってしまったりとかするのは、俺はなんというか気に食わない。『人生惚れたもん負け』という言葉もあるように、呑まれるのが怖いだけだとは思うのだけど……。
 だからこそ、自分から惚れるというのはとても苦手だ。いや、惚れかけるとこまでは多々あるのだ。一年に数回あるかもしれない。でも、その先の壁一枚。その一枚が難解で、別にそんな厚い壁でもないはずなのに遠い。もしかすると、不思議過酷ということをある程度認識しているから逃げているだけなのかもしれない。しかし、をしたくないわけではない。むしろしたいと思っている。ここが恋愛感情の怖いところだと俺は思う。

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では・・・・

こんな恋はどうですか?

例えばこんな恋
http://blog.goo.ne.jp/ahirukan_2012

Re: Re:

ほんと、恋愛は怖いよねえ(笑)

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