塚越孝さん
ニッポン放送とフジテレビの元アナウンサーで、「つかちゃん」の愛称で親しまれた塚越孝さん(57)が26日、東京・台場のフジテレビのトイレ内で首をつった状態で死亡していたことが、警視庁への取材でわかった。個室トイレ内から遺書が見つかっているといい、同庁は自殺とみている。
東京湾岸署によると、26日午後6時45分ごろ、同社3階男子トイレの個室で、塚越さんが通風口に電気コードなどをかけて首をつっているのを、警備員が発見した。個室がしばらく施錠されたままになっているのを不審に思った清掃員が警備員に伝えたという。個室内には「ご迷惑をかけて申し訳ありません」と書かれた遺書が見つかったという。
フジテレビ広報部によると、塚越さんは同日午後2時から同社で予定されていた収録に現れず、関係者が行方を捜していたという。広報部は「突然のことで大変驚き、言葉もありません。非常に残念です。ご冥福をお祈りしています」とコメントした。