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2012年6月26日(火) 19:14 |
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県内初、新見市が小型廃家電を回収
岡山県内の自治体では初めての取り組みです。 使わなくなった携帯電話や小型の家電製品を回収し、使われている希少金属「レアメタル」をリサイクルする事業が新見市で始まりました。
市役所のロビーに設置された箱に、訪れた市民が使わなくなった携帯電話やリモコンなどを入れていきます。 今月20日に新見市が開始した、「小型廃家電リサイクル事業」の回収BOXです。 今までは、埋め立て処分されていた携帯電話や小型の家電製品を回収し、希少金属いわゆるレアメタルを再利用しようというものです。 家電製品などは、部品に金やパラジウムといったレアメタルが、自然の鉱山より高い割合で含まれるため、「都市鉱山」と呼ばれ、再利用に向けた研究が進められています。 しかし、自治体がリサイクルに取り組むのは岡山県内で初めてです。 回収BOXは、市役所をはじめ、支局など17か所に設置されており、事業開始から3日間で約200個の小型家電が回収されました。 新見市では、年間に約400トンの家電製品を含む粗大ゴミを埋め立て処分していますが、今回の事業で15トンの削減を目指したいとしています。 埋め立てゴミの削減と貴重なレアメタルのリサイクルを目指した取り組みに、他の自治体からも注目が集まっています。
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