傷害:80歳建設会社会長、足刺されけが 男が逃走 福岡
毎日新聞 2012年06月26日 12時31分(最終更新 06月26日 13時26分)
26日午前9時ごろ、福岡市南区大橋2のデイケアセンターの駐車場で、同市城南区の建設会社「松本組」会長の曽我部真一さん(80)が男に足を刺された。曽我部さんは救急車で病院に運ばれたが、意識はあり、命に別条はないという。刺した男はオートバイで逃げており、福岡県警が傷害容疑で行方を追っている。曽我部さん宅は今月13日、刃物を持った男に押し入られる強盗未遂事件に遭っており、県警が事件との関連を調べている。
県警によると、同センターに家族を送り届けた曽我部さんが車に乗ろうとしたところ、背後から無言で近付いてきた男に右太ももをナイフのような刃物で1回刺された。男は近くに止めてあった黒いバイクで逃走したという。
逃げた男は、がっちりとした体形の建設作業員風で身長は160〜175センチ。紺色の作業服に、口元が見えるタイプのヘルメットを着用していた。
13日の事件では「金を出せ」と脅された家人が隙(すき)を見て逃げ出し、20〜30代ぐらいの犯人も逃走した。けが人や被害はなかった。【近松仁太郎、川上珠実】