2015年度に開業する北海道新幹線新函館駅(仮称)のホーム配置案がまとまった。新駅は北斗市のJR函館線渡島大野駅に造られるが、新幹線のホームから在来線のホームに階段などを使わず移動できる方式が採用されている。
駅舎を建設する鉄道建設・運輸施設整備支援機構が、北斗市に配置案を提示。市が27日の市議会特別委員会で報告した。
新幹線と在来線ホームを同じ高さに設置。二つある新幹線ホームの上り線側を在来線ホームと床続きにし、途中に設けた乗り換え改札を通るだけで行き来できるようにする。この在来線ホームからは、駅開業時に運行を始める函館駅とを結ぶ専用列車と、札幌行き特急などに乗れるようにしている。