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【格闘技】

洋太 初防衛へ 猪突モー進だ

2012年6月26日 紙面から

スポンサーのいわて門崎丑(かんざきうし)牧場の八幡竜徳・社長付店舗開発事業部長(右)の激励を受け感激の佐藤洋太

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 7月8日にWBC世界スーパーフライ級の初防衛戦を控えている王者佐藤洋太(28)が25日、東京都新宿区のジムでパンツスポンサーになっている、いわて門崎丑(かんざきうし)牧場の八幡竜徳・社長付店舗開発事業部長の激励を受けた。

 盛岡市出身の佐藤。牛には思い入れがあるらしく「おじいちゃんの家が門崎丑牧場と同じ(岩手県)一関市で牛舎があった。今度、牧場に遊びに行っていいですか? うちの子供に牛、触らせたいんです」と八幡部長の突然の訪問に感激した。

 初防衛に成功した場合、門崎丑牧場から約600キロのいわて牛1頭が贈呈される。「この前、食べたけど、すごくおいしかった」という佐藤は「ホントに牧場に行きますよ。社交辞令じゃない。試合に負けても行きます!」と牧場訪問に並々ならぬ意欲。勝敗度外視? の佐藤に新井史朗トレーナーは「負けても牛を送ってください。請求書は洋太宛てで。ファイトマネーから払いますので」とブラックジョークでムチ。岩手県も東日本大震災の被災地だけに、八幡さんは「岩手に勇気を届けてほしい」と激励。地元の熱い思いに応える意味でも負けられない。(竹下陽二)

 

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