大阪府吹田市の万博記念公園南側のエキスポランド跡地に教育・娯楽施設を計画している三井不動産(東京都中央区)は、施設の一つとして建設する観覧車が高さ170メートルに達する、と吹田市に提出した環境影響評価提案書の中で明らかにした。市が26日、提案書の公開を始めた。
完成は数年後の予定。実現すれば、日本最大級の葛西臨海公園(東京都江戸川区)の観覧車(高さ117メートル)を抜く。計画では、跡地17.3ヘクタールに観覧車のほかショッピング施設や水族館を建設の予定。三井不動産は昨年12月、跡地を活用する運営事業者に選定されていた。
跡地の南東側にはサッカーJ1のガンバ大阪が新スタジアムを建設する計画で、2014年度完成を目指している。