ニュースランキング

'12/6/26

H&Mが広島出店を検討




 スウェーデンのカジュアル衣料品店「H&M」が、広島市中区堀川町への出店を検討していることが25日、分かった。中四国地方で初進出で、来年5月の開業を計画する。予定地はパルコ広島店の隣接地。パルコも新たな商業棟を計画中で、ファッションの新拠点が中心街を活性化させそうだ。

 関係者によると、H&Mを運営するヘネス・アンド・マウリッツが、地下1階、地上7階の「丸善ビル」を年末ごろから大規模改装する。売り場は地下1階から5階の6フロア、延べ約1500平方メートルとなる方向。ビルは現在、衣料品店や貸し会場などに使われている。

 周辺では、パルコ広島店が3館目を来秋に開く。天満屋八丁堀ビルには、ヤマダ電機の大型店に続いて、ユニクロ(山口市)が9月に中国地方最大級の店を出す。郊外型店に押され気味だった中心街が、人気衣料品店の相次ぐ開業で再び集客力を高める。

 H&Mは日本では2008年に東京・銀座に1号店をオープンした。現在は関東や関西、福岡市などに19店を構える。

【写真説明】H&Mが出店を検討している丸善ビル。右はパルコ広島店本館




MenuTopBackNextLast