転職活動
 › 南浜名湖あそび隊!

2012年06月26日

雄踏港出世魚 セイゴ スズキ



南浜名湖雄踏港市場に並ぶ魚はさまざま、この季節に競りを賑わ
す魚にセイゴがあります。

ご存じ出世魚として頂点となるのは「スズキ」、手前の魚などはゆう
にスズキといえるサイズ、まるまると太り育っています。

同じ列に並んでいても小さなサイズは「セイゴ」と呼ばれています。

市場で目利きする職人さんに聞けばやはり「セイゴ」サイズがよい
と言う。一匹が皿に乗るサイズが売れるのも「浜名湖料理」での用
い方でのサイズが好まれるからなのでしょう。



浜名湖のスズキは南浜名湖から奥浜名湖の都田川の中にまで棲
んでいますが、これをルアー釣りの対象とするならば、スズキは名
を変えて「シーバス」となります。

池のブラックバスの放流が禁止となり、バス釣りが下火になると共に
海のバス、シーバスを狙うアングラーが浜名湖にブームをおこして
います。

大きな口をあけたところは、さながら「バス族」であり、エラ洗いという
ファイトもするというスズキ、出世魚にしてシーバスとしても楽しまれ
る浜名湖の巨大魚なのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 18:20Comments(0)TrackBack(0)雄踏港市場のお魚さん

2012年06月26日

南浜名湖クルーズ 弁天島の海へ



「今年も南浜名湖を海から見てみよう」
昨年に続き、南浜名湖を船から見るミニクルーズに誘っていただ
いたのは、船上カメラマンさん。船で今切から新居へ、浜名湖競艇
の西のサンマリンブリッジをくぐり、三番鉄橋に戻ってきます。

この南は弁天島の海、舞阪港・新居港がある海域です。



舞阪から弁天島へ渡る一番鉄橋、弁天島から湖西市の新弁天へ
渡る二番鉄橋、そして湖西市新居に渡る三番鉄橋と、現在の国道
は三つの鉄橋(橋)を渡り東西を結んでいます。

新弁天には「刺身自慢、活魚の宿あさしお」(茶色の建物)が見えて
きます。合宿などにも活用される「あさしお」はエントランスからフラ
ットな床が続くバリアフリーな廊下が魅力です。
窓からはこのとおり、弁天島の海が見渡せます。



新弁天をすぎれば二番鉄橋の向こう(東側)はJR弁天島駅のある
弁天島です。

青い海に面してホテル・マンション群が並ぶ弁天島には出発した弁
天島海浜公園があり、潮干狩り桟橋が待っています。



二番鉄橋の沖には弁天島遊船組合のみなさんの潮干狩り到着桟橋
が仮設されています。
赤鳥居前とここの二カ所が夏の潮干狩りに活用されています。
この桟橋の南側が広くひろく潮が引いて潮干狩りが楽しめるのです。



この後、目の前に見えてきた弁天島に、船ははまっすぐ進むのでは
ありません。
浅瀬が多い浜名湖には航路が設けられています。
南浜名湖クルーズはそのコースをとって安全を図っているのです。

※取材協力:船上カメラマンさん  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 14:15Comments(0)TrackBack(0)船上カメラマン南浜名湖クルーズ2012

2012年06月26日

えんばい朝市 朝市をつくる人たち



舞阪港を解放して開催される「舞阪港えんばい朝市」は5月から
8月の毎月第3土曜日に開催される朝7時から販売がはじまる朝
市です。

えんばい朝市は舞阪周辺の魚・加工・農産などの事業者24社が
あつまり、舞阪のしらす船組合、浜名漁協、浜名商工会舞阪支所
、舞阪協同センターなどが実行委員会をつくり開催しています。

会場内のアナウンスで活躍されているのは浜名商工会舞阪支所
の鈴木さん、全体の事務局もつとめ、当日は場内のアナウンスを
担当されています。
裏方として目立たない仕事ですが、鈴木さんの案内で私たちは場
内を知ることができるのです。



もうひとり、場内の運営をしながら「舞阪夢倶楽部」の一員としても
活躍されているのが浜名商工会舞阪支所の山本さん、商工会の
仕事はイベントの盛り上げとも任じて活躍されています。



えんばい朝市の24の出店社のうちにはさまざまな民間団体のみな
さんが参加されています。

朝が早いえんばい朝市は朝ごはん前に出かける腹ペコ市でもあり
ます。おいしい浜名湖海苔とかき玉のスープを作ってくれるのが、舞
阪夢倶楽部のみなさんです。



そしていつも会場入り口(6月は雨のため場内入り口、普段は舞阪
港入り口)でがんばってくれている舞阪港のお母さんたちがいます。
舞阪港には駐車場がありませんから、近くの弁天島海浜公園有料
駐車場に車を停めていただきます。

このお母さんたちから終日無料券をいただけます。

えんばい朝市は舞阪港関連のみなさんが、陰に日向に働き、舞阪
のごちそう自慢をする朝市です。
来月の開催は7月21日(土)、舞阪を元気にするスタッフにも会いに
来てください。
  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 11:15Comments(0)TrackBack(0)舞阪漁港えんばい朝市2012

2012年06月26日

おはよう!弁天島 6月26日



白く高曇りの南浜名湖の海に青空が見え始めています。
火曜日の朝は海が静かな朝、元気なエンジンを唸らせてゆく舞阪
港の漁は火曜がお休みです。

弁天島の赤鳥居の脚は潮に洗われています。
鳥居は東側から斜めに指す朝にその色を際立たせています。
早朝の散策で赤鳥居をバックに写真を撮ると見事です。



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す今切は静かに見えて
います。
漁の船が行き来しない今切には、たくさんの小舟が浮かんでいます。
今日の干潮時刻は16:17分と遅い時間です。



弁天島海浜公園の潮干狩り桟橋では、弁天島遊船組合のみなさんn
いよる夏の準備がはじまっています。
海の安全な遊びのために、朝瀬と深みを知らせるフラッグを用意して
海に立てていきます。

これから夏のビーチの安全を守るようこのような作業も担当されてい
るのです。

静かな火曜日、釣りに散策に潮干狩りにお出かけください。  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 09:09Comments(0)TrackBack(0)弁天島MONING

2012年06月26日

遠州灘 黄金のシイラはじまる



7月にシーズンがはじまる遠州灘のシイラは、黒潮に乗ってやって
くる夏の釣り魚です。

6月24日のテスト行で舞阪港の遊漁船「哲昌丸」に乗せていただき、
遠州灘沖の今年のシイラを見せていただきました。

シイラはゆうに1メートルを超えて育つ巨大魚、海の潮目(違う海流
が交わるところにできる)に集まり浮かぶ浮き藻などの周りにつき、
小魚を補食しています。

シイラ釣りは船上で見張りをし、まずは潮目の浮き藻を探すことから
はじまります。



シイラは海の中で光る金色、緑、青などが美しい魚です。
この魚がルアーに食いつきジャンプするところは見事なものです。
細かな鱗が美しいシイラは、海の中では美しいものですが、釣りあげ
れば鱗がとれて急速に色を落としてしまいます。



重く暴れるシイラは船に寄せて大きなタモで船に引き入れます。
美しく金に光る魚体の美しさを見れるのは、船で沖に行き、竿を出す
人だけが目撃する遠州灘の美しさです。

いよいよはじまるシイラの季節、新鮮なものは刺身、淡泊な白身は
フライとして食べ飽きない味を楽しませてくれます。

※取材協力:哲昌丸  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 07:05Comments(0)TrackBack(0)遊漁船哲昌丸シイラを追う

2012年06月25日

舞阪港を見学する 施設見学・社会科体験



南浜名湖舞阪港は、遠州灘広く操業する舞阪の漁師さんが魚を
水揚げし、競りにかける市場、仲買さんや業務用の車がやってく
るプロの仕事場です。

この港を見学しようと、地元小学校のみなさんがやってきました。
引率されるのは舞阪協働センター内にある、浜松市役所農林水
産政策課
の齋藤さんです。

舞阪に育つ子供たちも港は初めての子が多く、齋藤さんに積極
的な質問の手があがります。



この日もとても面白い質問がありました。
「しらすで最も大きなものは何センチくらいになりますか」

「しらすはね、カタクチイワシの子のこと、大きくなるとイワシにな
るんだよ」 子供らしい面白い質問ですね。



子供たちはちょうどガニ(ガザミ=ワタリガニ)を水揚げにきた俊栄
丸(としえいまる)の船長のカニを見て大喜び、ご馳走ガニが舞阪
で揚がることを覚えました。



子供たちとは別に、こちらは大人の団体が浜松市の施設見学でや
ってきました。
普段は訪れることのない港には水揚げ中の底引き船が着いたばか
り、おこぼれにあずかろうと海にはカワウが群れている日でした。



底曳き船の水揚げからめずらしいアンコウを見せる齋藤さん、普段
魚を料理はしても、港で水揚げされたばかりの魚を見るのはとても
新鮮な喜びです。

プロの仕事場舞阪港を訪れる社会科体験や施設見学はとても人気
を集めています。
浜松市の魚をまかなう舞阪港市場は、齋藤さんに引率され、配られ
た「浜松市水産物旬のカレンダー」を見ながら、見学されるみなさん
がやってきます。

海風吹く舞阪港を眺めながらの体験を機会がありましたらご参加く
ださい。

取材協力:浜松市役所農林水産政策課  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 16:15Comments(0)TrackBack(0)舞阪港で遊ぶ

2012年06月25日

南浜名湖クルーズ 新居から三番鉄橋へ



南浜名湖弁天島海浜公園、潮干狩り桟橋から今切へ、新居弁天
海釣り公園前をクルーズして三番鉄橋へ、鉄橋をくぐりJR新居駅
北側の江堀(えぼ=水路)を進み、サンマリンブリジをくぐり抜けて、
船は再び広い浜名湖水域へと進みます。

昨年に続き、南浜名湖クルーズにお誘いいただいた船上カメラマ
ンさんの船で行くミニ南浜名湖クルーズを楽しんでいます。

再び新居の北の水域に出ればそこは広い浜名湖の湖面、向こう
に遠く村櫛の浜名湖ガーデンパークの展望台が見えています。



船の私たちは浜名湖競艇沖を通ります。
浜名湖競艇場のスタンドは東の海域から眺められます。
再び三番鉄橋を目指して広い浜名湖を行くのです。



再び三番鉄橋に戻ります。
三番鉄橋は湖西市の新弁天と新居を結ぶ鉄橋、南浜名湖は浜松
市と湖西市を結んでいます。
南浜名湖を行く船たちは市の境を超えて行き来しています。



橋の下をくぐり抜けていけば再び、弁天島の海に戻ります。
今切を跨ぐ南浜名湖最大の橋、国道一号線浜名バイパスの浜名大
橋が遠く見えています。
海の波に影響されない浜名湖の静かの海へ戻ります。



広いひろい浜名湖に比べれば南浜名湖が海につながる弁天島の海
域はごく一部となりますが、舞阪港、新居港の二つの港を持ち、南浜
名湖の旅館・ホテル群を臨むこの海域には、潮干狩りの楽しみ、釣り
の楽しみが満ちています。

海から南浜名湖を紹介しています。

※取材協力:船上カメラマンさん  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 14:15Comments(0)TrackBack(0)船上カメラマン南浜名湖クルーズ2012

2012年06月25日

えんばい朝市 小技のうま味



舞阪港を解放して5月から8月までの第3週土曜日に開催されて
いるのが「舞阪港えんばい朝市」です。

「えんばい」とは舞阪の漁師さんの心を表す言葉のこと、獲れた
自慢の魚などをふるまうことを朝市の名前にしています。

えんばい朝市の目玉商品として最も人気があるのはもちろん、
普段は市販されない「生しらす」がありますが、生しらす以外にも
舞阪衆の自慢の味があるのです。

「お魚そうめん」はギョロッケでおなじみの「魚秀」の商品です。
夏は食欲が落ち、スッキリシャッキリしたものが食べたいもの。
お魚の練り物からつくった冷たいそうめんは、同封されたごまだ
れでいただきます。

一人分ですから冷蔵庫に入れておくとこれからの季節のお昼に、
意外な酒の肴としてもおすすめです。



毎回、焼きたてのお団子に鼻をひくつかせてしまいますが、今回
もよい匂いに引きつけられて「本物よりおいしく撮っちゃいますよ」
などといえば、「ほんものの方がもっとおいしいヨ!」

そう切り替えされたお団子もえんばい朝市で食べながら歩く楽し
みにいかがでしょう。



前々から舞阪を代表する舞阪らしい味として紹介したいと思ってい
た「あさりの目刺し」は、前回(5月)から新参加された「かい水産」か
ら発売されました。

浜名湖のあさりを生のまま剥く「生剥き(きむき)」で串に刺し、半干
ししたもの、これを焼けば香り高い肴となります。
浜名湖の香りとこうばしさをお楽しみいただけます。



あさりの生剥きをそのままに串に刺したものが「生あさりの串」、こち
らはフライなどにして貝独特の甘いミルク味を楽しむことができます。
こちらも「かい水産」の商品としてえんばい朝市で購入いただけます。

舞阪のひと手間、小技のうま味が揃うえんばい朝市、来月は7月21
日の土曜日、早朝7:00販売開始で開催されます。
ぜひお出かけください。  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 11:15Comments(0)TrackBack(0)舞阪漁港えんばい朝市2012

2012年06月25日

こんにちは 弁天島 6月25日



昨日の天気はまた梅雨に戻り、雨がないものの高曇りの南浜名
湖弁天島です。

曇りの日の海は銀の海、海の町は広い海を反射して明るいのも
街の曇りとは違います。

弁天島のシンボル赤鳥居の明日は潮に洗われています。
今日の干潮時刻は15:35分です



浜名湖が海に注ぎ、豊かな海が浜名湖を潤す今切は静かに見え
ています。沖は荒れているそうで、今日の舞阪港の漁はお休みと
なりました。



弁天島海浜公園の潮干狩り桟橋では午後からの潮干狩りの準備
がはじまっています。
今日も干潮時刻の2時間ほど前から潮を見て渡船がはじまります。

梅雨の晴れ間、釣りに散策に潮干狩りにお出かけください。  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 10:02Comments(0)TrackBack(0)弁天島MONING

2012年06月25日

雄踏港 ハゼと鮎(アユ)



浜名湖にはその豊かな海の幸を日保ちするよう加工する佃煮
の産業があります。

「浜名湖もの」と呼ばれて親しまれる浜名湖の幸の小魚たちは、
雄踏(ゆうとう)港、鷲津(わしづ)港、さらに奥の入出(いりで)な
どに水揚げされ加工業者さんによりおいしい佃煮に加工されて
います。

雄踏港に水揚げされた飴色の子たちに出会いました。

「ハゼ(櫨)」です。

夏もすぎれば大きく育ち、ググッと竿を震わせるアタリをさせて
楽しませてくれるハゼも、まだまだ飴色のこんな大きさをしてい
ます。

一緒にアユが入っているのも、雄踏港の魅力のひとつ、アユも
「アユコ」として浜名湖でハゼと一緒に育つのです。



ぬるりとして頭でっかちなこの魚から、あの白身高麗な天ぷら
ができると知られてから、ハゼはご馳走釣りの対象となっている。

サクッとフワリと、塩でつゆでいただく香り高くして淡泊なこの身
は浜名湖で育っているのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 07:05Comments(0)TrackBack(0)雄踏港市場のお魚さん

2012年06月24日

哲昌丸 シイラ遊漁船はじまる



夏と共に遠州灘まで南下してくる”闘魚”「シイラ」の季節がやって
きます。

昨年は舞阪港の遊漁船「哲昌丸」の和久田船長にお誘いいただ
き、7月から3回の釣行を「遊漁船哲昌丸シイラを追う」で紹介して
まいりました。

今日は今シーズンのテスト行として初のシイラの海へ同行させて
いただきました。

船中最も大きかったシイラはこのサイズ、まだポイントには数が少
ないものの、確実にシイラはやってきています。
今後週末毎の釣行で成果があがりそうです。

シイラは美しい海を好み、その海に浮かぶ浮き藻や木材などの周
りについています。
そこに棲む小魚たちを捕食していますから、ルアーを的確に落とせ
ば、ジャンプを重ねるほどのファイトを見せてくれます。



シイラ釣りの楽しみはそのファイトに加え、魚体の美しさにあります。
たてがみのような美しい背びれを立て、金色と緑、青に輝きながら
海から現れるその姿は、大洋からあがる最も色美しい魚だといえる
でしょう。

そして2枚の写真でもおわかりのように、その美しき色は海からあが
れば急速に落ちてしまいます。
釣り人とカメラマンのみが知る、その色の魅力がシイラにはあるのです。



シイラ釣りはまずは大洋に浮かぶ浮き藻や漂流物を見つけることか
らはじまります。
哲昌丸の高い船首には「見張り&ファイト」用の手すりが備えられて
います。

右へ左へと見張りは船長と息を合わせてポイント狙いを重ねてゆく。
いよいよ7月、夏の青空と共にシイラのシーズンがはじまります。

<哲昌丸(てつしょうまる)>

遠州灘・御前崎沖広くシイラ釣りやサビキでのアジ・サバを狙
う遊漁船哲昌丸(てつしょうまる)は舞阪港を母港に、新居砂
揚場で乗船するスポーツフィッシャーマンの頼れる船です。

お問い合わせは
哲丸丸和久田船長 浜松市西区舞阪町 053-592-0919 まで  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 18:15Comments(0)TrackBack(0)遊漁船哲昌丸シイラを追う

2012年06月24日

えんばい朝市 地産野菜・果物の市



舞阪港を解放して開催される、5月から8月までの第3週土曜日の
イベントといえば「舞阪港えんばい朝市」です。

舞阪港の朝市に訪れるお客さまを一番にお迎えするのは、なんと
果物や野菜が並ぶブースです。

大きなメロン類から季節のアメリカンチェリーなどが山と積まれる
ここを通って鮮魚、加工品、最も奥で生しらすの販売が予定されて
います。



おいしそうな「おいもさん」を見つけました。
ここ遠州地方だけでしょうか、サツマイモのことを私たちは「おいも
さん」と親しみをこめて呼んでいます。

大きく太ったおいもさん、舞阪港でおいもさんを買う。地産の野菜と
魚が並んでいます。
また別のブースにはJA篠原農協のお母さんたちがさまざまな野菜
を販売しています。



「甘いバナナだよ~買ってって」

早起きして出かける舞阪港えんばい朝市で、魚より野菜や果物を
買ってきた、なんてお客様もいそうですね。

来月のえんばい朝市は7月21日(土)、早朝7時から販売開始とな
ります。
残念ながら5月6月と漁模様、天候条件により生しらすの販売は中
止となりましたが、7月に期待したいと思います。

えんばい朝市は朝が早い舞阪の市、来月も早起きして出かけま
しょう。  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 16:11Comments(0)TrackBack(0)舞阪漁港えんばい朝市2012

2012年06月24日

雄踏港浜名湖もの図鑑 山松さん



月曜日から土曜日まで早朝7時半頃からはじまる南浜名湖雄踏
港市場の競りでは、さまざまな「浜名湖もの」と呼ばれるブランド
魚を見ることができます。

この季節に揚がる魚のさまざまを見るならば、仲買のみなさんがs
競り落とした魚を見せていただくに限ります。

舞阪港・雄踏港共に仲買で活躍されている「山松」さんの仮置き
場のケースの中をのぞかせていただきました。
※山松さんはJR弁天島駅のすぐ東にある魚屋さん・仲買さんです。

真っ黒の葉っぱのような魚はシタビラメ、ヒョウ柄の鯛はコショウ
ダイらおなじみの魚に混じっているのは、右端上がメバル、中央
あたりにいる青魚は「アブ」と呼ばれています。

なんとこのアブ、ハマチの子なのです。
二匹のアブ(背中が青い)の右にいるのはこれも巨大に育つカン
パチの子です。

下のほうにはキス、アイナメ、コチなども見えています。

浜名湖は海で獲る大きな魚のゆりかごです。
今切で海でつながる浜名湖は、外海を避けて豊富なエサを食べ
て育つ海の魚の子供たちが群れて育ちます。

小さなスチロールケースの中に、遠州灘のご馳走魚の縮図が見
えるのです。

※取材協力:山松・浜名漁協雄踏支所  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 11:15Comments(0)TrackBack(0)雄踏港市場のお魚さん

2012年06月24日

雄踏港 コウイカ カップルで墨の風呂



南浜名湖の初夏を告げるイカといえばこのイカ、エギというルアー
を使って堤防などからも狙えることから人気があります。

「コウイカ」です。

大きなコウ(甲=フネ)をその身に持つコウイカは別名スミイカとも
呼ばれるほど大量の墨を吐くことでも知られています。
堤防を歩くと、コウイカが釣られたことを示す真っ黒な墨のシミを
見つけることができます。
※堤防を汚さないようにしましょうね



南浜名湖雄踏港市場に揚げられたコウイカは競りの直前まで活
きをあげるために海水のケースに入れられています。

その中で墨を吐いたのでしょうか、二匹はすっかり墨漬けになり
美しい模様を見せています。

コウイカは今月頃まで産卵のために堤防などに近づいてきます。
釣り人さんに聞きますと必ず二匹でカップルでいるといいます。

一匹がかかったら必ず近くに寄り添う一匹がいるそうですよ。

さてコウイカは二匹で水揚げされたのでしょうか。
浜名湖の美イカ、コウイカの季節はそろそろ終わり、真夏にはこの
イカの子たちが浜名湖を泳ぎはじめます。

小さなイカが弁天島の海岸からも見ることができます。
楽しみですね。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 07:05Comments(0)TrackBack(0)雄踏港市場のお魚さん

2012年06月23日

浜名湖高級釣りエサ カッチンエビ



「珍しく量が揚がったね」

南浜名湖雄踏港市場に揚がったのは、左右のハサミの形が違う
小さなエビたちです。

「カッチンエビ」です。

よく見ればハサミの形が左右で違い、暗いところに置けば「カッチン」
「カッチン」とハサミを鳴らすことからこう呼ばれているそうです。
正式名は「テッポウエビ」の仲間です。

浜名湖では黒鯛などの高級エサとして用いられますが、じつは食べ
てもおいしいのだそうです。



何枚か写真を撮っているうちに、「おやおや」とカッチンエビの不思議
を見つけました。
1枚目の写真と2枚目の写真、カッチンエビのハサミの形が逆なのです。

生き物の不思議はじっくりと見てみるとわかりますが、種の中に大きな
個性があるのも発見する楽しみがありますね。

カッチン、カッチンと海の中、釣りエサとなって鯛を呼ぶカッチンエビ。
もちろん高値で取引されておりました。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 17:15Comments(0)TrackBack(0)雄踏港市場のお魚さん

2012年06月23日

浜名湖 ドウマン 凶暴にして美味



浜名湖に棲むドウマン(トゲノコギリガザミ)は浜名湖で最大級と
なる高級ガニとして知られています。

私たちが食べるワタリガニは「ガザミ」、これに「トゲノコギリ」が
加わる最大級のワタリガニの一種です。
ワタリガニ類の最後脚の先はボートのオールのように広がり、
(遊泳脚)それを使って泳ぐことができます。



浜名湖のカニたちは、流通での危険防止のため、水揚げ時にツ
メ(はさみ)の片側を切り取られて出荷されていますが、ドウマン
のみは、この大きなツメの魅力を損なわないように、漁師さんに
よってツメを縛られています。

大きなツメの威力は容易に指を切り取るほどの威力があります。



舞阪港・雄踏港ともにガザミ(ワタリガニ)は水揚げされますが、
ドウマンのみは雄踏港など浜名湖ものを水揚げされる港でのみ
見られます。

広いひろい浜名湖の砂底に棲む浜名湖最大のカニは、天然もの。
毎日必ず獲れるるものではありません。
浜名湖料理の店で予約の上にお楽しみください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 14:15Comments(0)TrackBack(0)雄踏港市場のお魚さん

2012年06月23日

えんばい朝市 はんぺんいろいろ8枚300円!



「ギョロッケ、魚のコロッケだよう」

舞阪港えんばい朝市(正式名:舞阪漁港えんばい朝市)は、5月
から8月まで、毎月第3週の土曜日に舞阪港を開放して開催され
る舞阪のうまいもの自慢の朝市です。(次回は7月21日)

会場を歩けば必ずひきつけられるのが、この「ギョロッケ」、魚の
練り物で知られる「魚秀」のギョロッケは1枚100円で立ち食いし
たいえんばい朝市の名物です。

コロッケのような「ギョロッケ」といい、はんぺんといい、朝ごはん
抜きで出かけた朝市では食べ歩きたくたくなること請け合いです。



「はんぺんいろいろ8枚で300円だよう!」と誘う声も賑やかく、魚
秀のお母さんたちは対面で元気よく対応しています。
その勢いにお客さんはひきつけられ、今晩のお楽しみに魚秀の
練り物を買うのです。

商売は元気よく、お客さんを巻き込んで大きな笑い声が起きてい
ます。



鮮魚に生しらす、舞阪といえば活きのよい魚を期待する朝市です
が、「魚秀」のお母さんたちの活きの良さこそ「えんばい朝市」の魅
力をつくっています。

「おつまみ揚げ 紅生姜いかも買っていってよ!」

商売は掛け合いと勢いで売る。持ち重りのする魚秀のはんぺんで
今晩は一杯やりましょうと、財布を開くお客さんが多いのです。

元気をもらえます魚秀は舞阪小学校横にお店があります。
夏ははんぺん、冬にはおでんネタが揃っていますよ。

えんばい朝市での立ち食い、一緒にしましょうね。  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 11:15Comments(0)TrackBack(0)舞阪漁港えんばい朝市2012

2012年06月23日

今日明日 テンダス森のアウトレット開催



今朝のご案内は、南浜名湖からはるか北、山から天竜川が流れ
出す天竜区西島島で開かれる「テンダス 森のアウトレット」のご
紹介です。

南浜名湖あそび隊!(結成前より)会場のレポートを担当していま
すが、木材好き、DIY好きにはたまらないイベントとなっています。
今日は午後から開催です。おすすめします。

前回の様子はこちらです

テンダスとは天竜区の製材所のみなさんによる「天竜材を世に出
す会」のこと、美しい天竜の杉、ヒノキやさまざまな木材を見て触
れて、アウトレット価格で買っていただこうというイベントです。

年2回開催されるこのイベントは今回で24回目、じつに12年も続き、
関東・関西など遠方からもファンを集めています。

会場には大きな「耳つき板」と呼ばれる一枚板から、DIY材までが
並び、おもしろい材木を使ってベンチやテーブルなどに加工しよう
と品定めし、購入ができます。



大きな材木もありますが、小物も並びます。
木のぬくもりを感じて楽しむ、子供たちのおもちゃ、飾り棚や工夫さ
れたグッズなども楽しむことができます。

テンダス森のアウトレットは、今日明日開催です。

2012年6月23日(土)12:30~16:00
24日(日)9:00~15:00
浜松市天竜区二俣町南鹿島63(梅林製材所内)

本日、南浜名湖あそび隊はレポートで会場入りしています。


大きな地図で見る  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 09:15Comments(0)TrackBack(0)☆イベント知らせ隊

2012年06月23日

雄踏港のスケスケ美人 アオリイカ



濃いアイシャドウの目に見つめられたら、ちょっとドキドキしちゃい
ますが、南浜名湖 雄踏港市場のアイシャドウ美人といえばこのイ
カです。

「アオリイカ」です。

雄踏港の漁師さんはアオリイカも競りの直前まで海水を満たした
ケースの中で泳がせています。
活きのよいままを競にかけているのです。

アオリイカは海水から出されても充分に「目力(めじから)」ある美
人ですが、故郷の浜名湖の海水で泳いでいたらこんな風に見える
のです。



アオリイカは浜名湖ではスケスケ衣装の美人イカなのです。

緑のシャドウは海の中ではもっと鮮やかに目立ちます。
透けた衣装の外側にゆらゆら揺れて泳ぐヒレヒレがついています。

そしてケースの色に反応してもっともっとスケスケファッションを見せ
てくれるのです。

アオリイカは浜名湖でもっとも美しく、また値もよく取引されています。
充分に誘われながら、美人すぎて手にいれられないご馳走イカなの
です。

ね、美人でしょう。ドキドキしてお腹が空いちゃいますね。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 07:05Comments(2)TrackBack(0)雄踏港市場のお魚さん

2012年06月22日

弁天島 夕色は沈む山の彼方へ



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毎日降ったあの雨を、連れてきたのは黒い雲、雨がやんだらとまた
ゆこう、毎日まいにち空見てた、早く明けろと空見てた。

雨が降っても降らずとも、海はたっぷり汐満たす。雨を降らせたあの
雲の向こうに夕日あるのだと、見えなくてもいるんだよ。

久しぶりの夕日に羽を広げるのは鳥ばかりではないのです。



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夕日の時間は沈むまで、町ならそれでよいけれど、海の夕焼けまだ
続く、沈んだ後もまだ続く。
雨が残した雲でさえ、沈んだあとも輝かせ、みえない夕日は照らし出す。



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鳥が鳥に見えるうち、汐が汐であるうちに、そろそろお家に帰りましょう。
残りの光はあとわずか、色があるうちに帰りましょう。
町ならカラスが飛ぶ空を、魚を獲る鳥帰ります。



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冬の夕日は海の向こう、夏の夕日は山の向こうに消えてゆく。
残る光と消えてゆく。

この色表す名があるのなら、きれいなその色伝えよう、まばたく間に変
わりゆく光の数ほどある色を名付けられたら伝えよう。

台風・熱低一家の弁天の夏の光は山のむこう、昨日も起きていたはず
の、今日の夕日の見事さを、見届けたら伝えよう、写真に撮って伝えよう。

※写真:舞阪海幸彦さん  

Posted by イチロー@二代目弁天小僧 at 21:59Comments(0)TrackBack(0)☆舞阪海幸彦の海撮り