マイクロソフト:タブレット端末開発 iPadに対抗
毎日新聞 2012年06月19日 11時28分(最終更新 06月19日 12時33分)
米マイクロソフトは18日、米カリフォルニア州で開催中のイベントで自社製タブレット型端末「Surface(サーフェス)」を発表した。開発中の新OS(基本ソフト)ウィンドウズ8を搭載し、ハードウエアとソフトの一体的な開発に乗り出す。先行する米アップル、グーグル2社に対し、巻き返しを図る。
「サーフェス」は10.6型の液晶を搭載。薄さは9.3ミリ、重さは676グラムで、iPadとほぼ同じ。液晶画面は手で触れて操作するタッチ型だが、本体は裏側にスタンドが付属する。カバーは、厚さ3ミリでタッチタイプのキーボードになり、マグネットで本体に装着できるものと、厚さ5ミリの実キーボード付きの2種類。同社の日本法人・日本マイクロソフトによると、日本での発売は未定という。【岡礼子】