創価の森の小さな家

　　　　　　　　　　　　　　　◇消費税10％法案の衆院通過に思うこと。

ついに増税法案が動いた。
まさかの禁断の法案、誰もが尻込みしてきた10％増税だ。
民主、自民、公明の三党合意で、衆議院で可決された。達成が困難な大幅増税が、ある意味、忽然と動いた。
増税を、この不景気のどん底で決議することになろうとは、きっと多くの人は予測していなかったであろう。否、沢山のマニフェストを反故した民主党が、公約にもなかった増税を果たすのだから、まさに筋書きのない超ウルトラCである。
野田首相は、民主党の掲げた政治目標のことごとくを捨て去り、増税一本に的を絞ったのだろうか。賛否は分かれるところだが、私は“とてつもない仕事をやった”と、ある種の感動をもって受け止めている。少子・高齢化、未曾有の災害など、あらゆる社会情勢を考慮すれば、増税が必要になることは仕方ないと思うからである。
ただし、この10％がせいぜいで、これ以上は勘弁してほしい。市民税、所得税、不動産、クルマ、酒‥。税金は、これ以上払いたくはない。
ともかく、政党を問わず、政治家には良い仕事をしてほしい。
さて、野田首相が就任当初、好印象と私は申し上げた。「山周哲学」で、何かを成すのではないかと申し上げた。確かに、野田首相は仕事を1つ成し遂げた。
8月には、参議院で消費税10％は決定されるであろう。そして、日本は、厳しい世界情勢の中で、ますます難しい政治を強いられるだろう。
頑張れ、日本の政治家！　頑張れ、我らが公明党！
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