振り込め詐欺の被害を防ぐため、山梨県甲斐市が、犯人検挙につながる有力情報を提供した市民に報賞金を出すことを検討していることがわかった。市の予算から数十万円を用意し、提供者数に応じて配分する考えだ。保坂武市長は「1カ月限定で集中的にやる。話題にしてもらい、市民の注意を喚起したい」という。
警察庁は「自治体によるそうした取り組みは、過去に聞いたことがない」としている。
甲斐市では今年2月、80代の女性が1千万円をだまし取られる振り込め詐欺の被害があった。市は注意を呼びかけるパンフレットを市民に配る予定で、その中で有力な情報提供者に「報賞金を出します」との趣旨の文言を入れる方向だ。