静岡県警浜松中央署が4月、県青少年環境整備条例違反(淫行)容疑で逮捕した愛知県東部の30代男性から当番弁護士への接見依頼を受けたにもかかわらず、弁護士に連絡しなかったことが25日、朝日新聞の取材でわかった。
男性は、弁護士に接見できないまま取り調べを受けて容疑を認め、逮捕から9日後に浜松簡裁で同罪で罰金50万円の略式命令を受け、納付した。
同署の伊藤芳広副署長は「依頼を受けた刑事が、弁護士への連絡は留置管理部門でやると勘違いし、連絡しなかった。男性には申し訳なく、謝罪している。再発防止を徹底する」としている。