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'12/6/26

テロなど情報担当の外務省職員自殺か 漏えいで調査中


 海上保安庁から出向し、外務省でテロや核不拡散に関する情報収集を担当していた、国際情報官室の企画官(47)が千葉県茂原市内で今月20日に死亡しているのが見つかっていたことが25日、県警などへの取材で分かった。自殺とみられる。

 政府関係者によると、外務省は最近、男性の所属部署などで情報漏えいがあった疑いがあるとして内部調査していた。山根隆治副大臣は25日の記者会見で「男性を処分しようとした事実はない」と強調。同省幹部は「死亡と情報漏えいとの関連は不明」としている。

 調査は、中国が新型弾道ミサイルの発射台車両を北朝鮮に輸出していたとの貨物船の記録を、日本政府が入手していたとの報道に関するもの。

 男性は昨年4月に海上保安庁から出向。20日に茂原市内の家で首をつっているのが見つかった。県警は事件性がないと判断し、発表していなかった。




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