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恋愛スキャンダルが原因でAKB48から福岡・博多を拠点とするHKT48へ移籍した指原莉乃(19)がプロデュースしたアイドル祭り「指原莉乃プロデュース 第一回ゆび祭り〜アイドル臨時総会〜」が25日、東京・日本武道館で行われた。
根っからのアイドル好きを自任する指原が、自ら各アーティストに出演交渉を行い実現。乃木坂46、ももいろクローバーZら、今をときめく人気アイドル9組86人がステージに登場。グループの壁を越えた“指原軍団”が結成された。
選抜総選挙で自己最高の4位となり、スポットライトを一身に浴びたステージ上で“指原軍団”が結成された。AKBの派生グループ・渡り廊下走り隊7や、同日シングル発売で売り上げ枚数を競った乃木坂46ら9アーティスト86人が、指原のもとに結集した。
出演交渉は指原自身が行った。4月21日には横浜アリーナで行われたももいろクローバーZのコンサートに“乱入”。ステージ上で出演を直談判するなど、イベント実現への燃える思いを行動で示した。
スキャンダル騒動で開催自体「不安だった」という指原だが、開演前には「何もかも忘れて頑張りたい」ときっぱり。ステージ冒頭で「たくさんのご迷惑とご心配をおかけしてごめんなさい」とあらためて頭を下げ、「すべてのアイドルを好きになってもらえるようなイベントにしたいと思います」と意気込んだ。
ステージでは混合チームでAKBの代表曲「ヘビーローテーション」を歌うなど計28曲を披露。アンコールでは、はるな愛(39)がサプライズ登場するなど、華やかな雰囲気に、さまざまなグループの法被やTシャツを着た8000人のファンが熱狂した。
初プロデュースイベントを大成功させた指原は、早くも来年以降の開催も宣言し「福岡ではなく東京でやります!今度はAKB本隊や、ずっと好きだったモーニング娘。さんにも来てもらいたい」とノリノリ。涙の移籍発表から9日。力強く前進するパワーを見せつけていた。
(デイリースポーツ提供)
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