• 小説を書く上でのタブー その1
  • やはりどの世界にも禁則事項なるものがあるらしい。これを見て向上するきっかけになってほしい。



    「ずごーん!」「どかぁああああん!!」「バリバリバリ!!」
     といった擬音の使用は危険です。コレをやってしまうと、

     文章がしまりのない安っぽい感じのモノになってしまいます。

     有名なライトノベル作家で、『あかほりさとる』などはこの表現を連発して成功していますが、
     それはギャグやコメディの文章だから上手くいっているのです。

     わざと、自分の作品を軽い物に見せようと狙ってやるなら話は別ですが、そうでないならNGです。

     作品のクオリティを落とすことになってしまいますよ。

    ●例
     その時、少女の頭上で巨大な爆発音がした。
     ドカーーン!!
    「きゃああああ!」
     彼女は思わず地に伏せた。

    ●例2
     その時、少女の頭上で巨大な爆発音がした。
     天そのものが崩れ落ちてきたかと思うような、轟音。
    「きゃああああ!!」
     彼女は思わず地に伏せた。


     どちらがより迫力のある映像を思い浮かべることができますか?
     当然ながら、下の文章の方ですね。

     擬音語を使うと表現が楽になります。
     しかし、その反面、作品がチープな印象を持つようになってしまうのです。

     語彙もない素人が、擬音を盲目的に使用すると、それはもう目も当てられない駄作になります。
     小説書きは、ただストーリーやキャラクターを考えれば良いというモノではありません。
     こういう細かい表現、1つ1つに気を遣ってこそ、作品は完成度の高いものになります。
     安易な手法に流されず、自分だけの表現を模索してください。  
  • 2012年 06月25日 (月) 11時27分

コメント

この活動報告がお2人のきっかけになれて良かったです。
投稿者:アポリオン  [ 2012年 06月26日 (火) 02時54分 ]
擬音語の使用全てがダメとは一概には言えませんが、確かに乱用すると作品のイメージが良くない物になってしまうのは当たっていると思います。

ただし、そういう『失敗』を踏んでこそ『成功』があるわけで、失敗するのも悪くはないと思います。
それで成長していけばいいわけだし。
それでも凄く参考になると思いました。
投稿者:黒炉  [ 2012年 06月25日 (月) 17時59分 ]
俺もその事言われて突貫工事しました。
投稿者:マスター・リブラ  [ 2012年 06月25日 (月) 12時32分 ]
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