NHK東海のニュース　名古屋放送局

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焼却費用など 自民減額を求む

愛知県議会の最大会派の自民党は、県が６月定例議会に提出した補正予算案のうち、被災地のがれきの試験焼却などの費用について減額を求める方針を決めました。
県議会の自民党は25日総会を開き、大村知事が先週、被災地のがれきの受け入れ施設のうち、焼却炉については建設計画を中止する考えを示したことを受け、補正予算案のうち、がれきの受け入れに向けた試験焼却や住民説明会の費用について、取り扱いを協議しました。そして自民党は、協議の結果こうした費用の減額を県に求める動議を提出することを決めました。
ただ、補正予算案の中のどの事業について、減額を求めていくかは、26日から開かれる委員会審議での県側の説明を聞いた上で判断するということです。
総会のあと自民党県議団の奥村悠二団長は記者団に「焼却炉を建設するという前提が変わったのだから予算案についても見直しが必要なはずだ。委員会審議で問題点を議論していきたい」と述べました。また、きょうは、民主党も会議を開き、補正予算案に基本的には賛成する方針を決めました。
ただ、柏熊光代県議団長は、記者団に対し「市町村への説明が不十分な状態で計画が進められているという指摘も出たので、付帯決議案を提案することも検討する」と述べました。

06月25日　19時21分

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