NHK東海のニュース　名古屋放送局

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補正予算案“原案通り可決を”

愛知県の大村知事は、６月定例議会に提出している補正予算案の中の被災地のがれきの試験焼却費用をめぐり、議会側から修正を求める意見が出ていることについて、原案通り可決するよう求めました。被災地のがれきの受け入れをめぐっては、大村知事が６月定例議会の代表質問への答弁で、県が整備に向けた検討を進めている受け入れ施設のうち、焼却炉については、建設計画を中止する考えを示したため一部の議員からは、補正予算案に盛り込まれている試験焼却の費用についても再検討すべきとして修正を求める意見が出ています。大村知事は「試験焼却は県全体でがれきを受け入れるため『分かちあい』で行うものだ。焼却炉を建設しないことと、試験焼却の必要性はまったく別の問題で、批判はあたらない」と述べました。また、「補正予算案は、現時点でベストのものだと考えている。被災地の復興を支援するためにがれきを受け入れるという県当局の姿勢はいささかも変わっておらず、議会側にも復興を支援するという姿勢を示してほしい」と述べ、原案通りに可決するよう求めました。

06月25日　19時21分

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