台湾の電子機器受託製造サービス大手、鴻海科技集団(フォックスコン)が日本のシャープに出資したところ、短期間で多額の含み損を抱えたことが分かった。鴻海集団は子会社を通じ、アップルのiPhone、iPadの受託生産を行っている。
鴻海集団が23日、台湾証券取引所で行った情報開示によると、今年3月の株式取得以降、シャープの株価が急落し、これまでに64億台湾元(約172億円)の損失が出たという。
鴻海集団は今年3月、液晶パネル事業を拡大するため、シャープに9.9%を出資し、筆頭株主となった。シャープの株価は、世界的な金融危機や液晶パネルの市況低迷で30%以上下落した。