随分と前に予告していたもう一つの企画モノをそろそろ放ちたいと思います。
アイテムと言えばアイテムなので、このカテゴで紹介します。
’９９〜’０４まで毎年出していた応援歌アルバム。
まずは１９９９年の第一弾から振り返ります。
大阪近鉄バファローズ初の個人応援歌ＣＤ【ライトスタンドスペシャル】
経緯としては、９８年のシーズン後半（やったかな？このへん曖昧）にＴの援団の方を通して日本コロムビアレコード(当時)から一度挨拶があり、９９年のシーズン前にの正式に方オファーを頂いたのですが、忙しくて適当に返事していたのが実際のとこ。
確か「もうシーズンインなので来季にしましょう」と言いましたね。
でも、シーズン中に「やっぱり今季中に出したい」と再度オファーがあったので、「なら出しましょうか」ということになり、製作へ。
といっても、シーズン真っ只中。
基本演奏系は向こうに任せっきり。 俺からは楽譜＆歌詞＆デモＭＤを送ったのみ。
まぁ最初なので、とりあえず向こう側に任せてみようという事になりましたね。（どういう仕上げ方にするのか興味があったしね。）
よって、９９年版は（中途半端な）７月１日発売になりました。
日コロは古くからＧとＴのＣＤを出してきてる老舗ですし、このジャンルの音源のパイオニアですからね。（コロンビアやけどパイオニア）
この作品で我々がこっち(大阪)で作業したのは、３コールや「かっとばせ」等の声入れと球団歌２曲の歌入れ。
因みに【ライトスタンドスペシャル】のネーミングは当時の担当プロデューサーＫ氏があらかじめ決めてきた名前です。
「ビジターやったらレフトやねんけど・・・」と誰もが思うとこですが、プロデューサーの「今までうち（日コロ）が出してきた物とは趣旨を変えたい。 応援団（ファン）の手作り的なものにしたいので、このタイトルでいきたい。」という説明にうなずいた訳です。
それが、いつの間にか誰が呼び始めたのか【ライスペ】と略されたりして（ごく一部のマニアックな）皆様に愛されるまで至った訳ですね。
東京でプロが録ったデモ音源が自分の手元に届き、初めて聴いた時はよく憶えてます。
３〜４曲をとりあえず頂いたのですが「武藤」「安部理」が強く印象に残ってます。
自分達の作ったものが初めて人（しかもプロ）に編曲＆演奏された瞬間は・・・
『恥ずかしい！』 この一言でしたね(笑)
けど、凄く嬉しかったよ。
でも、はっきりいってアレンジが『ダサダサ』だったのも事実。
「うーん。 とりあえず今季の分はこれで仕方ないが、来季以降は徐々に変えていきたいな。」と強く思いましたね。
とにかく「気付くことは言うてみるだけ言うてみよう」と。
音のことだけでなく、ジャケや歌詞カードのデザインなどもそう。
では、久々に聴いてみることにしますか。
勿論「云々かんぬん」していきますよ。
この藁半紙にも似たような折り畳みの歌詞カードは、ちゃち過ぎたので、翌々年からはブック式にしてもらうように頼みましたね。
（先程も書きましたが）シーズン中に作成したので、一部を除いて個人応援歌の声もほとんど向こうに任せたんです。
では、掻い摘んで云々かんぬん・・・
１，炎えろ！近鉄バファローズ
最初に入ってる３コール＆歓声はドーム実録です。（というか、東京からコロンビア関係者が来た時に勝手に録ってたみたい 笑）
この太鼓はＯ林やな。
で、歌・・・ヘタクソやね〜。
このヘタクソさこそがライスペの趣旨に合致してるじゃないですか(笑)
味がありますな。
２，メインテーマ
なぜ「汎用」ではなく「メイン」という名前なのか？
それは当時はまだ個人応援歌が今ほどそんなになかったので、この曲を演奏することが多かった為です。
因みにこの曲は通称「Ｂ」と呼んでおりました。
何故かといいますと、タイマでタイーホのデービスの曲が、そのあとメインＡとして使われたためです。
元々このＢは若手専用メインとして使ってました。 もっと細かく言えば「吉田」「安達」用としてが最初。 ８８年からやったかな。
レコ時の裏エピですが、東京から届いた音源で「描けよ」の部分が変な歌い方になってたので、そこだけ大阪で修正しましたね。 よく聴くとその部分だけ俺の声入ってるよ(笑)
３，鈴木貴久選手のテーマ
３コールの桐やんの合いの手が激笑。 てか、俺の声うるさっ。
４，中村紀洋選手のテーマ
３コール時のハマーン氏の声キモス！ てか、まだ若大将なんですね。
５，高須洋介選手のテーマ
身内の中では有名すぎる「爆裂爆裂高須」のハマーンボイスが炸裂してる。
７，大村直之選手のテーマ
新井選手の曲を受け継いだ一作目。
８，吉田剛選手のテーマ
この曲は前半の部分のみをメインＣとして使われたのが初め。
それからフルサイズとなり、やがて前奏も付けた経緯がありますね。
この頃(90年代中頃)は、各応援歌に応援団用の踊りを結構作ったりしてたのですが、そのほとんどはギャグで作ったようなものでして、これも‘それ系’になりますね。
この踊りはお客さんもみんなやってましたね。
10，水口栄二選手のテーマ
最後の部分の「ミ」が「ド」になってますね。
これはミスではなく、あえてそうしてみたんですが、違和感があったので後々「ミ」に戻しました。
ＨＥＹ！は俺らの声です。
11，タフィ・ローズ選手のテーマ
この年に出来た新曲。 まさか今年この曲が蘇える事になるとはね。
本人を目の前にしてこれが再び演奏できるのは感無量です。
後半の歌いまわし方に注目です。 曲も我々が歌ってます。
しっかし、ＫＯＫＯ ノックアウト！って(笑)
12，礒部公一選手のテーマ
これも同じくこの年デビューの新曲。
シャウト部分は俺らの声です。
実は別の選手に採用が内定してたところ、最終段階で急遽礒部選手の曲に採用された曲です。 結果的にバッチシになりましたね。
因みにこの曲は２パターン作ってたんですよ。
14，古久保健二選手のテーマ
これも我々が歌ってますね。
15，誠
流用の多い『さすらいの曲』です。
この曲結構好きですよ。
最後のＯＨ〜！の俺の声でかっ。
16，大久保秀昭選手のテーマ
「グランドで大暴れ」って歌詞は・・・
17，大森剛選手のテーマ
レイノルズからの流用。 「もいっちょ〜！」って叫んでますね。
18，安部理選手のテーマ
「ああべ！」って言ってますね(笑)
19，藤立次郎選手のテーマ
３コールの間に入ってる「ジロー！」って、流行らそうと企ててたんですが、流行るも何も、この年に当時オリの仰木さんに持っていかれましたね。
21，衣川幸夫選手のテーマ
これも超『さすらい』系。
この年は衣川選手に使ってたんですねぇ。
ヘラ�∋瓩旅イ�な曲。
22，武藤孝司選手のテーマ
大島公一選手から受け継がれた『 二代目 俊敏華麗 』
まだ背番号４８だったんですね。
自分の中でも思い入れのある曲です。
関東にはこの曲に惚れて入団した団員も居てたほど。（らしい）
23高嶋徹
その大島選手とトレードで牛にやってきた高嶋選手。
今の北川選手ようやく落ち着いたこの曲。
最初は現審判の柳田氏。（歌詞も異なる）
25，山本和範選手のテーマ
南海・ダイエーから受け継がしてもらった曲。
年度的にぎりぎり収録できたのは、今となっては貴重ですね。
26，暴れん坊将軍
途中にある笛と「間」が超イタイ。
任せるとこうなってしまうんですよ・・・。
27，３・３・７拍子（ホームランバージョン）
これも同様に任せっきりにしたので、実際のものとは全く違う編曲になってしまいました。 てか、３３７になってないし・・・。
これは酷いですね。
28，近鉄バファローズの歌
幼少の頃からずっと歌ってきた曲。
当時のプロデューサーＫ氏は結構細かく指摘を入れてくれる方だったので、何回も録り直ししましたよ。
最初と最後の音は『炎え近』同様に球場内での実録を編集されたものです。
【総評】
テンポが超遅い。
最初の３コールが長く、曲に入るまでが長い。
曲中の声が（プロが歌ってる為）エエ声過ぎる。
太鼓の音がちゃちい。
かっとばせ○○ 敵を倒せ〜ＯＨ！が激しくダサい。
今、聴きなおしてみると、その未完成さが何とも麗しいですな。
てか、これ持ってる人ほとんど居ないのでは？
さぁ聴きたくなった貴方！ ヤフオクやブックオフへＧＯですな（廃盤やし〜 笑）
アイテムと言えばアイテムなので、このカテゴで紹介します。
’９９〜’０４まで毎年出していた応援歌アルバム。
まずは１９９９年の第一弾から振り返ります。
大阪近鉄バファローズ初の個人応援歌ＣＤ【ライトスタンドスペシャル】
経緯としては、９８年のシーズン後半（やったかな？このへん曖昧）にＴの援団の方を通して日本コロムビアレコード(当時)から一度挨拶があり、９９年のシーズン前にの正式に方オファーを頂いたのですが、忙しくて適当に返事していたのが実際のとこ。
確か「もうシーズンインなので来季にしましょう」と言いましたね。
でも、シーズン中に「やっぱり今季中に出したい」と再度オファーがあったので、「なら出しましょうか」ということになり、製作へ。
といっても、シーズン真っ只中。
基本演奏系は向こうに任せっきり。 俺からは楽譜＆歌詞＆デモＭＤを送ったのみ。
まぁ最初なので、とりあえず向こう側に任せてみようという事になりましたね。（どういう仕上げ方にするのか興味があったしね。）
よって、９９年版は（中途半端な）７月１日発売になりました。
日コロは古くからＧとＴのＣＤを出してきてる老舗ですし、このジャンルの音源のパイオニアですからね。（コロンビアやけどパイオニア）
この作品で我々がこっち(大阪)で作業したのは、３コールや「かっとばせ」等の声入れと球団歌２曲の歌入れ。
因みに【ライトスタンドスペシャル】のネーミングは当時の担当プロデューサーＫ氏があらかじめ決めてきた名前です。
「ビジターやったらレフトやねんけど・・・」と誰もが思うとこですが、プロデューサーの「今までうち（日コロ）が出してきた物とは趣旨を変えたい。 応援団（ファン）の手作り的なものにしたいので、このタイトルでいきたい。」という説明にうなずいた訳です。
それが、いつの間にか誰が呼び始めたのか【ライスペ】と略されたりして（ごく一部のマニアックな）皆様に愛されるまで至った訳ですね。
東京でプロが録ったデモ音源が自分の手元に届き、初めて聴いた時はよく憶えてます。
３〜４曲をとりあえず頂いたのですが「武藤」「安部理」が強く印象に残ってます。
自分達の作ったものが初めて人（しかもプロ）に編曲＆演奏された瞬間は・・・
『恥ずかしい！』 この一言でしたね(笑)
けど、凄く嬉しかったよ。
でも、はっきりいってアレンジが『ダサダサ』だったのも事実。
「うーん。 とりあえず今季の分はこれで仕方ないが、来季以降は徐々に変えていきたいな。」と強く思いましたね。
とにかく「気付くことは言うてみるだけ言うてみよう」と。
音のことだけでなく、ジャケや歌詞カードのデザインなどもそう。
では、久々に聴いてみることにしますか。
勿論「云々かんぬん」していきますよ。
この藁半紙にも似たような折り畳みの歌詞カードは、ちゃち過ぎたので、翌々年からはブック式にしてもらうように頼みましたね。
（先程も書きましたが）シーズン中に作成したので、一部を除いて個人応援歌の声もほとんど向こうに任せたんです。
では、掻い摘んで云々かんぬん・・・
１，炎えろ！近鉄バファローズ
最初に入ってる３コール＆歓声はドーム実録です。（というか、東京からコロンビア関係者が来た時に勝手に録ってたみたい 笑）
この太鼓はＯ林やな。
で、歌・・・ヘタクソやね〜。
このヘタクソさこそがライスペの趣旨に合致してるじゃないですか(笑)
味がありますな。
２，メインテーマ
なぜ「汎用」ではなく「メイン」という名前なのか？
それは当時はまだ個人応援歌が今ほどそんなになかったので、この曲を演奏することが多かった為です。
因みにこの曲は通称「Ｂ」と呼んでおりました。
何故かといいますと、タイマでタイーホのデービスの曲が、そのあとメインＡとして使われたためです。
元々このＢは若手専用メインとして使ってました。 もっと細かく言えば「吉田」「安達」用としてが最初。 ８８年からやったかな。
レコ時の裏エピですが、東京から届いた音源で「描けよ」の部分が変な歌い方になってたので、そこだけ大阪で修正しましたね。 よく聴くとその部分だけ俺の声入ってるよ(笑)
３，鈴木貴久選手のテーマ
３コールの桐やんの合いの手が激笑。 てか、俺の声うるさっ。
４，中村紀洋選手のテーマ
３コール時のハマーン氏の声キモス！ てか、まだ若大将なんですね。
５，高須洋介選手のテーマ
身内の中では有名すぎる「爆裂爆裂高須」のハマーンボイスが炸裂してる。
７，大村直之選手のテーマ
新井選手の曲を受け継いだ一作目。
８，吉田剛選手のテーマ
この曲は前半の部分のみをメインＣとして使われたのが初め。
それからフルサイズとなり、やがて前奏も付けた経緯がありますね。
この頃(90年代中頃)は、各応援歌に応援団用の踊りを結構作ったりしてたのですが、そのほとんどはギャグで作ったようなものでして、これも‘それ系’になりますね。
この踊りはお客さんもみんなやってましたね。
10，水口栄二選手のテーマ
最後の部分の「ミ」が「ド」になってますね。
これはミスではなく、あえてそうしてみたんですが、違和感があったので後々「ミ」に戻しました。
ＨＥＹ！は俺らの声です。
11，タフィ・ローズ選手のテーマ
この年に出来た新曲。 まさか今年この曲が蘇える事になるとはね。
本人を目の前にしてこれが再び演奏できるのは感無量です。
後半の歌いまわし方に注目です。 曲も我々が歌ってます。
しっかし、ＫＯＫＯ ノックアウト！って(笑)
12，礒部公一選手のテーマ
これも同じくこの年デビューの新曲。
シャウト部分は俺らの声です。
実は別の選手に採用が内定してたところ、最終段階で急遽礒部選手の曲に採用された曲です。 結果的にバッチシになりましたね。
因みにこの曲は２パターン作ってたんですよ。
14，古久保健二選手のテーマ
これも我々が歌ってますね。
15，誠
流用の多い『さすらいの曲』です。
この曲結構好きですよ。
最後のＯＨ〜！の俺の声でかっ。
16，大久保秀昭選手のテーマ
「グランドで大暴れ」って歌詞は・・・
17，大森剛選手のテーマ
レイノルズからの流用。 「もいっちょ〜！」って叫んでますね。
18，安部理選手のテーマ
「ああべ！」って言ってますね(笑)
19，藤立次郎選手のテーマ
３コールの間に入ってる「ジロー！」って、流行らそうと企ててたんですが、流行るも何も、この年に当時オリの仰木さんに持っていかれましたね。
21，衣川幸夫選手のテーマ
これも超『さすらい』系。
この年は衣川選手に使ってたんですねぇ。
ヘラ�∋瓩旅イ�な曲。
22，武藤孝司選手のテーマ
大島公一選手から受け継がれた『 二代目 俊敏華麗 』
まだ背番号４８だったんですね。
自分の中でも思い入れのある曲です。
関東にはこの曲に惚れて入団した団員も居てたほど。（らしい）
23高嶋徹
その大島選手とトレードで牛にやってきた高嶋選手。
今の北川選手ようやく落ち着いたこの曲。
最初は現審判の柳田氏。（歌詞も異なる）
25，山本和範選手のテーマ
南海・ダイエーから受け継がしてもらった曲。
年度的にぎりぎり収録できたのは、今となっては貴重ですね。
26，暴れん坊将軍
途中にある笛と「間」が超イタイ。
任せるとこうなってしまうんですよ・・・。
27，３・３・７拍子（ホームランバージョン）
これも同様に任せっきりにしたので、実際のものとは全く違う編曲になってしまいました。 てか、３３７になってないし・・・。
これは酷いですね。
28，近鉄バファローズの歌
幼少の頃からずっと歌ってきた曲。
当時のプロデューサーＫ氏は結構細かく指摘を入れてくれる方だったので、何回も録り直ししましたよ。
最初と最後の音は『炎え近』同様に球場内での実録を編集されたものです。
【総評】
テンポが超遅い。
最初の３コールが長く、曲に入るまでが長い。
曲中の声が（プロが歌ってる為）エエ声過ぎる。
太鼓の音がちゃちい。
かっとばせ○○ 敵を倒せ〜ＯＨ！が激しくダサい。
今、聴きなおしてみると、その未完成さが何とも麗しいですな。
てか、これ持ってる人ほとんど居ないのでは？
さぁ聴きたくなった貴方！ ヤフオクやブックオフへＧＯですな（廃盤やし〜 笑）
金色マーカーにはウケましたよ（笑）
コンコースで書いたのを昨日の事のように思い出します。
１番ということにステータスを感じて頂いてましたね☆
>>あっきー様
お久しぶり！
>日シリ行きしなにライスペをヘビロ
・・・泣ける話です。
日シリ第一戦のスタメン１−９は一生の宝です。