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J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
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【ゴルフ】真夕 今季初V 外国勢止めた2012年6月25日 紙面から ◇アース・モンダミンC <最終日>
▽24日、千葉県・カメリアヒルズCC(6475ヤード、パー72)▽曇り、気温24・4度、風速3メートル▽賞金総額1億円、優勝1800万円▽59選手▽観衆5741人 自分を変えたかった。変わりたかった−。ドラマチックなイーグル逆転Vの伏線は、この日のウエアにも表れていた。 勝負色は赤、最終日は赤いウエアと決めていた服部は、もうそこにはいなかった。「今週は新たな自分」。9カ月ぶりの勝利はブルー基調のシャツで実現させた。 首位に2打差で迎えた17番「これを入れないと優勝争いに絡めない」と8メートルのバーディーパットをねじ込んだ。1打差で最終18番パー5に突入。持ち前の長打力を生かして、残り234ヤードの第2打を5番ウッドでグリーンオンさせた。「8メートルのスライスライン。入れたら優勝だと思っていた。外したらプレーオフ。3パットなんて全く考えていなかった」と服部。魂のこもったボールは、これまでのすべての悪夢とともにカップに消えた。とどろく大歓声の中、「うれしすぎてガッツポーズしちゃいました」。 通算3勝目を挙げてから、最終組の呪縛に取りつかれていた。昨年の10月以降、前々週のサントリーレディスまで、最終日最終組で回ること実に6回。うち4回が首位で迎えた最終日だったが、ことごとくスコアを伸ばせず逆転負けを喫してきた。師匠の岡本綾子から「明日から違う自分になれ」と諭されたのは、前週の火曜日だった。 「きょうは最後まで強い気持ちでプレーできた。岡本さんから昨日『伸び伸び思い切ってやっておいで。命を取られるわけじゃないんだから』と言われて」。中盤の10、13番とボギーを献上しても「一打集中」を貫いた末の勝利だった。 次の目標は年間複数回優勝。ただしその前に「師匠に褒めてもらいたい」と服部。何よりも欲しい一言を、また新たな力に変える。 (月橋文美) PR情報
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