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【サッカー】スペイン4強 シャビアロンソ2発で天敵撃破2012年6月25日 紙面から ◇欧州選手権2012<第15日> スペイン2−0フランス史上初の大会2連覇を狙う2010年ワールドカップ(W杯)王者のスペインが2−0でフランスを撃破し、4強に進出した。スペインは前半19分、代表通算100試合出場となったMFシャビアロンソのヘディング弾で先制。試合終了直前にもシャビアロンソがPKで追加点を決めて突き放した。スペインは27日(日本時間28日)の準決勝でポルトガルと対戦する。 0−0で迎えた前半19分、左サイドを抜けだしたDFアルバが逆サイドへ柔らかなクロスを送る。その先にいたのは、意外にも中盤の底にいるはずの背番号「14」。相手選手が誰もいないフリーの状態から、狙いすましたヘディングシュートをゴール左に流し込んだ。右手の人さし指を高々とかざし、喜ぶシャビアロンソ。そのさわやかな笑顔は後半46分、FWペドロが獲得したPKを冷静に沈めた際にも再びはじけた。 自身の代表通算100試合出場のメモリアルゲームで、2発を決める大活躍。過去6試合で1分け5敗と一度も勝ったことがない天敵のフランスから、公式戦初勝利を挙げる立役者となった。 役割が重なるMFブスケツとの併用には「守備的過ぎる」との批判もあるが、デルボスケ監督が就任して以降、GKを除いて最長の出場時間を誇る。それは攻守に絶大な信頼を得ている証しであり、指揮官は「彼らはどちらも攻撃的な選手。チームのために献身的に戦う姿勢が正しく評価されないことがあるが、2人とも本当に重要な存在だ」と重要性を訴える。 この日の2得点を加え、デルボスケ監督体制下でのゴール数はFWビリャに次いで多い14点に上る。試合後にはマン・オブ・ザ・マッチも受賞。この上ない形で自身の100キャップ到達に花を添えたアロンソは「チャンスは少なかったけど、最初から最後までゲームをよくコントロールできた。個人的にも良い試合ができた。2得点を決められてうれしい」と喜んだ。 PR情報
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