LEXUS と LEGACY 

車って本当に素敵です

ブレーキパッド(その2)

『凝ったブレーキシステムにそれほど意味はない、μの高いパッドこそ良いブレーキタッチには不可欠。その為にダストが多くても仕方がない。』というのが持論で、実はアスリートのパッドを入れてみたのもそれを試してみたかったというのが交換のきっかけでした。
片側にだけアスリートのパッドを入れ、片側だけ残せば制動力が明らかに異なるので大きくハンドルを取られます。(危ないので真似しないでください)ストロークは長くなり、カチッとしたフィーリングも失われます。摩擦力も低く、表面積まで小さいパッドが効く訳がない。やはり私は正しかったと息巻いて書いたのが、以前のブログでした。

しかし、ちょっと間違いだったようです。少し当たりがついてくると随分感触が異なってきました。カチッとしたタッチこそ薄れるものの、吸い付くような感触でぐーんと減速します。ちょっと書けない位の高速からの制動力も十分です。それでいてダストもほとんど出ない。アスリート用パッド侮れません。

良くできたブレーキであれば、ブレーキパッドのμが高くなくても十分満足できる。に訂正します。但しオリジナルの極めて短いストロークで踏力に応じて減速する感覚が好きな方は、交換すべきではないと思います。また、超高速域からのブレーキは十分と書きましたが、例えばアスリート用でもレガシィよりもずっと効くという意味であって、オリジナルのパッドとの性能差は歴然です。私は、オリジナルに戻そうと思っています。

ただ、GSのガツンと効くブレーキに違和感がある、ホイールの汚れに耐えられないという方は、安いし何より重要保安部品ですので、トヨタの極めて厳しい品質要求に応えられる企業の作ったブレーキパッドであることを加味して、選択肢として加えても良いのではないでしょうか。


advics.jpg
愛知県刈谷市のADVICS本社
連結売上高 3500億、連結従業員数 2700人。
小さい会社の品質が必ずしも悪いとは思いませんが、アフターパーツ用のブレーキパッドとして名の知れたメーカーの会社規模は実は数十人程度であること、純正品とは異なりパッドの摩耗を知らせる仕組みは持たないことは、頭の片隅に置いておいても良いと思います。

テーマ:愛車 - ジャンル:車・バイク

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