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【サッカー】阪口ただいま弾 なでしこ遠征から帰国 中1日で2012年6月25日 紙面から なでしこリーグカップ第1日最終日のB組1試合が24日、大阪・高槻市で行われ、日テレが9−2で大阪高槻に圧勝した。日テレは、なでしこジャパンのスウェーデン遠征から22日に帰国したばかりのMF有吉佐織(24)とMF阪口夢穂(24)が先発し、有吉が2得点、阪口が1得点する大活躍。阪口はフル出場した。同じく代表遠征から戻った大阪高槻FW丸山桂里奈(29)は後半11分から出場したが、シュート0本に終わった。 気温が30度に近づき、強い日差しが照り付ける。第4審判が交代を告げるボードを掲げるたびに、阪口はチラ見した。遠征から帰国して丸2日もたっていない中で、代表不動のボランチはフル出場。「ぶっちゃけ、結構疲れてます…。あ、90分、幸せでした」。暑さで赤くなったほおのまま、豪快に笑った。 大阪高槻の下部組織で育った阪口は2003年、下部組織の登録のまま、15歳でトップチームのリーグ戦にデビューした。会場の萩谷総合運動公園でも試合をしたことがあり、「帰ってくるのを楽しみにしていました」。家族がスタンドから見守る中、高槻の勢いに押されていた後半16分、左からのクロスを頭で合わせて4−2。後半6得点のゴールラッシュの幕開けを告げる一撃を決めた。 阪口に負けじと、前半のどとうの攻めを引っ張ったのが、もう1人のなでしこ、有吉だ。カップ戦では攻撃的な布陣を敷くチーム方針で、いつものサイドバックではなく右の攻撃的MFで先発し、15分に先制点、2−0の31分にも2点目をゲット。積極的に攻撃に絡み「(五輪代表への)アピールになったかは分からないが結果は残せたと思う」とホッとした表情を浮かべた。 7月2日の五輪代表を前にした日テレの公式戦はこれが最後。なでしこジャパンの佐々木監督はこの日の視察を取りやめたのが、ちょっと残念…。いや、全く心配がいらないほど、2人は上出来だった。 (関陽一郎) PR情報
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