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【プロ野球】

安藤で 阪神5割復帰

2012年6月25日 紙面から

◇阪神5−2DeNA

 阪神は1回にマートンの先頭打者本塁打で先制し、金本、ブラゼルの連続適時打で加点。2回には平野の1号ソロなどで2点と三浦を序盤で攻略した。安藤は9回途中2失点で3勝目。阪神は勝率5割に復帰。DeNAは反撃が遅過ぎた。

 9回1死から3連打を浴び、1点を失って降板。ベンチへと下がる阪神先発の安藤には、それでもスタンドからの大きな拍手が待っていた。06年9月3日以来2121日ぶりとなる完封勝利は逃したが、虎党は勝利を呼び込むのに十分すぎる投球だったと認めていた。

 「三浦さんを攻略してくれたので、絶対にいい投球をしようと思った。完封は狙ったけど、できずに情けない」と言うも、初回に2死一、三塁のピンチを切り抜けると、2〜8回はスイスイ。危なげない投球に、和田監督も「テンポがいいから守りも良くなった。申し分ない」と称賛の言葉を贈った。

 かつてのエースの2カ月ぶりとなる3勝目で、チームは5月31日以来の5割復帰。ヤクルトが引き分けたため3位に並んだ。再びスタートラインに立ち、名古屋−神宮−松山−東京ドームと続く2週間の遠征に出る。

 「長いロードに出るけど、ひとつでも多く貯金していきたい」と安藤。好投してもなかなか勝ち運に恵まれなかった。それだけに、この1勝を上昇への分岐点としたい。 (島田明)

 

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