「同僚がうつ病かも?」傾聴スキルを磨き、心の病との接し方を学ぶ「Light Ring」

2012/06/24
Share


うつ病をはじめとする心の病は、日本の大きな課題です。そんな課題の解決に挑戦する若きNPO「Light Ring」のご紹介。


「心の病」の問題を、市民の力で解決する

Light Ringがテーマとして掲げているのが「非医療従事者でもできる支援」。

職場や学校などで触れ合う、うつ病(気味)の方への接し方が分からない、といった方はとても多いと思います。うつ病という大きな課題の解決には、医療従事者だけでなく、僕らのような市民の力も重要だ、という価値観がLight Ringの活動には貫かれています。


普通の個人が「傾聴」スキルを身につけ、周囲の人をサポート

Kikutomo11

Light Ringは普通の個人が「傾聴スキル」を身に付けることを支援し、うつ病の本格的な発症を「予防」することを目指している団体です。

彼らの事業は大きく分けて、

・「身近な人たちを支えたい」と考える人たちが集い、お互いの知識や悩みを共有する「LightRingTime」

・精神科医や臨床心理士、プロコーチなどの手で開発された本格的な傾聴プログラムを受講できる「聴くトモ養成講座」

・実際に悩みを抱えている人たちとマンツーマンで対話・傾聴を行う「聴くトモ」

の3つです。


特徴的なのはプロフェッショナルの観点から作られた「聴くトモ養成講座」。傾聴力チェックシートなどを用いて、傾聴スキルを磨くことができます。これ僕も受けたいな…。

写真 2


各種プログラムへの参加者はもちろん、プロボノも募集しています。民間ができるうつ病の支援に関心がある方はぜひコミットしてみてください。