「ナショクラ(ナショナルクライアント)」とは

2012/06/24
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あまりちゃんとした解説がないので書いてみます。


全国規模のブランド

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広告・マーケティング業界の人と打ち合わせをすると「ナショクラ」という言葉がしょっちゅう出てきます。

難しい言葉ではなく、全国規模で広告・マーケティング戦略を行っている大企業を「ナショナル・クライアント」、略して「ナショクラ」と呼びます。

例えばコカ・コーラなどの飲料ブランド、日立やパナソニックといった電機メーカー、ユニクロやセブンイレブンといった小売り企業などが挙げられるでしょう。


ソリューションを作る側からすれば、「ナショクラ」は予算規模も大きく、数百万〜数千万円のプロモーションや商材のターゲットになります。初期費用が200万円、月額150万円~というLINEの公式アカウントは、典型的な「ナショクラ狙い」と言えるでしょう。


僕もベンチャー時代に「ナショクラ」と呼ばれる方々とお仕事をしたことがありますが、組織体制や予算規模など、仕事の勝手は中小企業と大きく違います。「ナショクラ」との仕事は、必要な書類や打ち合わせ、社内調整も多いですが、その分予算的には大きな仕事ができます。

僕は下っ端でしたが、マネージャクラスの方々は大変そうだなぁ、と眺めておりました。今は小さなチームとしか仕事をしていないので、ちょっと感覚を忘れてしまいましたね…。