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　アイドルグループ・ＡＫＢ４８が２４日、さいたまスーパーアリーナで握手会イベントを行い、９月１８日に東京・日本武道館で２９枚目シングル（１２月発売予定）の選抜メンバー１６人を決める「第３回じゃんけん大会」を開催することを発表した。発表を受け、ＡＫＢから福岡・博多を拠点とするＨＫＴ４８へ移籍した指原莉乃（１９）は「絶対、ここ（武道館）に来ますから」と、７月６日に行われるＨＫＴ予備戦を勝ち抜いての下克上を宣言。また、８月１５日に４枚目アルバムを発売することも発表された。

　恋愛スキャンダルが原因でＨＫＴへ移籍した指原に早速、下克上のチャンスが巡ってきた。じゃんけん大会開催が大画面で告知されると「私は予備戦から勝たないといけないんですから」といつもの？自虐的なセリフを口にした後、「でも、勝たなきゃと思ってます」と力強く言い切った。

　９月１８日の本戦への出場が決まっているのは、ＡＫＢの正規メンバー６６人とＡＫＢとＳＫＥ４８、ＮＭＢ４８を兼任している松井珠理奈（１５）、渡辺美優紀（１８）の６８人。各姉妹グループから本戦に出場するには、各グループの予備戦を勝ち上がらなければならない。

　ＨＫＴの予備戦は７月６日に福岡・博多のＨＫＴ４８劇場で行われる。ＨＫＴからの本戦出場枠は「３」で、参加は１８人。トーナメント形式で行われ、指原が本戦に出場するには最低３勝が必要になる。なお、他の姉妹グループの本戦出場枠はＳＫＥが「８」、ＮＭＢが「６」となった。

　指原の過去２年のじゃんけん戦績は、２勝２敗。本戦出場、そして王座獲得への道は決して容易ではない。大島優子（２３）からは「指原だからね〜。（予備選の）１回戦で負けそう」とちゃかされたが、「私、絶対ここ（武道館）に来ますから。気持ちだけは頑張る」と鼻息を荒くした。

　一方で、昨年優勝し涙の初センターを勝ち取った篠田麻里子（２６）は「これからボイトレして練習しますんで」と、じゃんけんよりも大会冒頭に行われるソロ歌唱に関心を示すなど、女王の“貫禄”を漂わせた。今年の総選挙で「つぶすつもりで来てください」と言い放った篠田の連覇か、指原ら若手が下克上を果たすのか。風物詩となりつつある秋の“運勝負”に、今年も目が離せない。