国際米兵自殺増加「深い懸念」 国防長官2012.6.23 12:33

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米兵自殺増加「深い懸念」 国防長官

2012.6.23 12:33 米国

 パネッタ米国防長官は22日、ワシントンで講演し、米兵の自殺が増え続ける現状に「非常に深い懸念」を表明。「指導部の責務」として自殺防止を最重要課題の一つと位置付け、精神医療やカウンセリングを受けることを「恥」と見なす軍文化の払拭が急務だと訴えた。

 国防総省によると、現役米兵の今年の自殺者数は3日現在で154人に達し、アフガニスタンでの同時期の戦死者数を上回っている。

 パネッタ長官は「10年を超す戦争と度重なる戦地派遣、戦闘経験」が兵士に多大なストレスを与え、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などが自殺のきっかけになっていると指摘。精神医療の質の向上など包括的な対策を進めると述べた。(共同)

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