ドリンクからベンゼン検出 DHCに自主回収要請
化粧品販売会社ディーエイチシー(東京都港区)が販売した清涼飲料水「アロエベラ」(720ミリリットル入り)から、飲料水の国際基準値を上回る発がん性物質ベンゼンが検出され、厚生労働省は28日、同社に自主回収を要請した。
同省は「大気中に含まれるベンゼンの量に比べれば今回の検出量ははるかに少なく、健康に影響が出る恐れはない」としている。
ベンゼンをめぐっては今年3月以降、清涼飲料水などに使われる安息香酸とアスコルビン酸という2つの添加物が化学反応し生成されるケースがあることが、欧米で報告された。
【共同通信】
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