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津波の被害を受けた名取市の農地に建設が進められていた水耕栽培の施設が完成し、23日、竣工式が行われました。この施設は津波の被害を受けた宮城野区の3人の農家が中心となって、名取市の塩害農地に建設したもので、総事業費3億5000万円のうち、8割が国や県などからの補助金でまかなわれました。およそ6000平方メートルの施設では年間を通してレタスや小松菜などの野菜が水耕栽培されます。運営会社によりますと、省エネ型の大規模な水耕栽培施設は県内では初めてだということです。生産される野菜は大手外食チェーンなどに出荷されることになっています。
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