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個人情報抜き取るアプリに注意
6月24日 4時11分

個人情報抜き取るアプリに注意
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スマートフォン向けのアプリに仕組まれたコンピューターウイルスによって電話番号などの個人情報を抜き取られ、電話やメールで架空の料金を請求されるトラブルが増えているとして、国民生活センターなどが注意を呼びかけています。

スマートフォンを狙ったコンピューターウイルスは、情報セキュリティー会社の調査で、アンドロイド向けのもので、ことしに入って1674件見つかっていて、すでに去年1年間を上回っています。
画面に料金の請求を表示する従来のタイプに加え、最近は、動画を再生するためのアプリなどにウイルスを仕込み、インストールすると電話番号やメールアドレスなどの個人情報を抜き取るタイプが確認されているということです。
情報セキュリティー会社の担当者は、「最近は金をだまし取る目的のウイルスが増えていて、個人情報を抜き取られると、電話などで直接料金を請求されかねない」と指摘しています。
国民生活センターによりますと、スマートフォンの架空請求に関する相談は、昨年度から急増し、今年度はすでに1600件余りに上っています。
そして「電話で料金を請求された」という相談も増えてきているということで、国民生活センターは、アプリをインストールするときは個人情報を読み込む機能がないかを確認するなど十分注意してほしいと呼びかけています。

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