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試験水揚げ スーパーが自主検査
6月24日 15時51分

試験水揚げ スーパーが自主検査
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福島県沖で試験的に水揚げされ、放射性物質が検出されなかった魚介類について、25日からの店頭販売を予定しているスーパーが、自主的な検査を行いました。

福島県漁連は22日、相馬市の沖合で、「ミズダコ」「ヤナギダコ」それに「シライトマキバイ」という貝の3種類に限って、原発事故以来初めて、販売を目的とした試験的な漁を行いました。
水揚げされた魚介類からは放射性物質が検出されなかったことから、ゆでたあと出荷されました。
魚介類を仕入れた小売店の1つで郡山市に本社があるスーパーは、25日からの店頭での販売に向け、消費者に安心して買ってもらうため、自社の施設で改めて放射性物質の検査を行いました。
食品を細かく切って容器に詰めたあと、専用の装置で測った結果、いずれも放射性物質は検出されなかったということです。
スーパーで検査を担当する古張勉さんは「地元の食品を買うお客さんや、地元の漁師さんのために何かできないかと思い、再検査することにしました。今後も不安を取り除くため、検査を重ねていきたい」と話しています。
スーパーでは検査結果を25日にホームページで公開するとともに、相馬市内の2つの店舗で魚介類を販売する予定です。

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