■行程 |
祖母傾国定公園の盟主・祖母山は急峻な岩峰と渓谷美にシンボライズされる山である。
祖母山岩がつくりだした骨太の山体は、ツガやモミ、アカマツなどの樹林帯を擁し、いたるところに深い渓谷が刻まれている。
深い山だけに、必ずしもポピュラーではないが、ひとたび、この山域を訪れたなら、その魅力に取り付かれ、繰り返し訪れる登山者も少なくない。
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阿蘇市
↓ 国道、県道
尾平
技術レベル:●●○
体力レベル:●●●
日程 :日帰り
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2008年05月05日 尾平登山口(10:30)〜祖母山九合目小屋(13:10)〜祖母山山頂(13:40)〜尾平登山口(16:15)
昨日に引き続き、登山2日目。 宿で朝食を取り、8:30に出発。
「駐車場30台」情報で、車が置けるか心配だったが、首都圏でないのでさほど登山人口もないだろうし、大丈夫でしょう・・・ 途中、交通止めの看板が。さすが九州。よく森林伐採・異常気象で土石流のニュースを目にするが、深刻な問題のようです。 私たちもせっかく九州まで来て、宿から60キロも車を走らせ、山道を引き返すのは非常に悔しいので、行けるところまで行くことに。何度も通行止めの看板を見て不安に思ったけれど、結局到着。あの看板は何だったんだろう・・・そして駐車場もガラガラでした。いざ出発!
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登山を出発して暫くすると、つり橋に到着。 きれいな渓谷。
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初めはピンクのテープと黄色のリボンを頼りに登っていく。登山者が少ないせいか、踏み固められておらず、非常に歩き辛い・・・
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途中、林道に出る。この山だけでなく、林道に出ると「何だ、車で来れるじゃないですか!?」とは、登山者なので言わないでおきます。
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かなりの急坂を登ってきたけれど、まだ2合目?!先はまだ遠い・・・
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こんな感じで「標高○○○メートル」の看板が、高度100メートル上げるたびに出てきます。着実に頂上には近づいているけれど、「まだ○○○メートルかぁ・・・」と思うと、うんざり。途中の道は、木の根のお陰で、とても登り辛いです。
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アケボノツツジが頭上に咲いています。 辛くても、きれいな花を見ると癒されます。
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立派な9合目小屋です。食料・寝袋持参の山小屋で1泊2000円ぐらい。ニュージーランドではこのスタイルの山小屋が主流だったけど、使用料は300円ぐらいだったような・・・でもこの山小屋は96年に建てられ、トイレもきれいで、土日祝日は管理人が常駐しているとのことで、日本では妥当な金額なのかもしれないです。
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頂上到着!でも何も見えない・・・おまけに寒い・・・本当は、天狗岩・黒金山尾根を下るコースを予定していたけれど、視界がはっきりしていないため絶景が望めないこと、登山客が少なく万が一道を外したとき危険であると思い、来た道を引き返すことに。 頂上滞在時間はたったの5分(笑)
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辛かった登りの道は、下りも悪路のため辛かった・・・何回足場を滑らしたことか・・・
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やっと下山。2日連続日帰り山登りは初めての経験。やはり疲れます・・・無人なのに駐車料金500円徴収されました。ワイパーに「500円入れて、車のナンバーを記入して下さい」という茶封筒が挟まっていました。確かに旅館の駐車場と書いてあるのですが、しっかりしています(笑)
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昨日登った九重山とは違い、地味な山でした。 百名山は、観光客の多い華やかの山もあれば、こういったひっそりした地味な山もあります。 さや吉的には、天気が重要で辛い登山道も、天気が良ければ頂上で達成感に変わります。・・・ということで、今回は足場も悪かったし、いまいちでした。昨日の疲れはなかったのにな〜
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