(cache) スポーツ健康特集No.1　『登山・ハイキングをはじめよう！』 | 戸田市ボランティア・市民活動支援センターホームページ

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　山登りを始め、今年で４７年経ちました。当時は日本で有数の登攀者（とうはんしゃ）と云われた岳兄諸兄に師事し鍛えられた事や、信頼出来る山仲間、家族の理解に恵まれたので日本アルプスや八ヶ岳等の雪山登山が出来ました。　　
　谷川岳や穂高岳滝谷等の岩に登り、夏は南北日本アルプスの３，０００ｍ峰に５～７日間を費やし縦走・北海道、東北・四国・九州や屋久島などの山々を登って来た結果、深田久弥氏の日本百名山を登り切る事が出来ました。
　一番の楽しみは山で稀少植物の「ショウキラン」「ホテイアツモリソウ」「ヤマシャクヤク」等の花と見つけた時や野生動物の「ニホンカモシカ」や「熊」「猪」「鹿」と出合った時、私は感動を覚え、今も春夏秋冬と季節を問わず年間６０回以上、山に行っております。

　１２月～３月は関東周辺の低山ハイキングに夏山シーズンに備え体力維持の為１０Ｋｇ以上の水や鍋料理の材料を背負い、山頂で鍋を楽しみに登ります。４月～８月は高山植物の花を追い３，０００ｍ峰に出掛けます、９月～１１月は紅葉を見に会津のブナ林が赤と黄色に染まる光景に魅せられて通っています。

　近年、健康志向や自然への親しみからか、中高年者の登山人口の増加と共に山岳遭難事故も増加して居ります。昨年（平成１８年１２月８日現在）に埼玉県内で発生した山岳遭難事故は３５件、死亡遭難事故７件７名の尊い命が失われました。・・・・・「埼玉県警山岳救助隊資料」より。

　得てして中高年登山者は自信過剰か？恐い物知らずか？単独で山に登る方がおりますが、単独登山では事故発生時に連絡の取り様が無く重大事故（死亡事故）に繋がる確立が高い事をお忘れなく。

　また、平成１９年４月３日現在埼玉県内の山に登ったで有ろうと云われている３名の行方不明者の捜索が行なわれて居ります。登山（ハイキング）に行かれる時は必ず家族（会社の同僚）等に最低限の目的地・コース・日程・同行者・装備などを記した登山計画書（メモ）を渡す（家族の目に着く場所に貼る）事を習慣付ける事が遭難時、早期発見に役立つ事です。

　又、登山（ハイキング）は遅くても午後３時までに安心出来る地点（人家の有る地点・公道）まで下山出来る計画を立て実行するように心がけ、自分の足・体力・技術・知識を過信しない事も大切な事項です。
【投稿者：　戸田山の会・岩崎】