2009年ころから、各種のメディアで「山ガール」という言葉をしばしば目にするようになった。
2010年には、「ユーキャン新語・流行語大賞」候補60語の一つにも選ばれており、市民権を得た言葉だと言っていいだろう。
この「山ガール」とは、これまでの登山服装とは違った、おしゃれなファッションで山に登る若い女性のことだ。
近年の登山ブームもあって、週末の日帰り登山などでは多くの「山ガール」たちに出会う。
山ガールの服装の特徴は、何といっても、
これまでの登山用服装とは一線を画すファッショナブルなスタイルである。
山ガールたちはみな、色の組み合わせが可愛い、オシャレなファッションで登山を楽しんでいる。
かつては考えられなかった、登山用のスカートも発売されており、
スカートやショートパンツと、色とりどりのレギンスを組み合わせた着こなしは、町で出会っても違和感がない。
一方で、登山人口の増加だけでなく、「山ガールファッション」自体が多様化していることもあって、
いわゆる「山ガールファッション」の中には、登山には向いていないスタイルも増えていることが危惧されている。
初めて山に登るなら、登山の経験者に服装について一度アドバイスを求めてみるといいだろう。
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