毎日厳しい寒さが続いておりますが、デー人会の皆様はお変わりございませんか 明日から2月、四大陸選手権がいよいよ近づいて参りましたね 昨年の今頃は心配ばかりしておりましたが、SP、FS共に大ちゃんのふつくしかったこと・・ 演技もお顔も本当に素晴らしかったことを昨日のように思い出します。 皆様は既にご存知とは思いますが、讀賣関西版の原先生の記事を貼らせていただきます。 氷上の復活劇に感謝 http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=53706 読者様のコメントでもご紹介いただきました。本当にありがとうございます 原先生、理学療法士の吉田先生、スタッフの皆様には感謝しかございません。 大ちゃんのお膝を治療してくださっただけでなく、「まっすぐ立てる事が不思議なほどの足首」と吉田先生が驚かれた大ちゃんの脚を「怪我をしない脚」へと変えてくださったこと。 時にどやしつけ、大ちゃんの自覚を促してくださったこと。 大ちゃんの中に眠っていた不屈の闘志に火をつけてくださいました。 昨年のボルト除去の成功もあわせて御礼申し上げます この記事を拝読しながら、思い出した映像がございます。 ひとつはまだあどけない大ちゃんが「将来の夢は 「夢は・・夢はオリンピックの3位以内に入ることです。」。と恥ずかしそうにお答えになるシーン。 もうひとつは、怪我明け後、カメ先生と大ちゃん、歌子先生が会食されながら「振付け」について語り合うシーンでございます。 まだ、3Aが戻らず「一生トリプル飛べないかもしれない。」と冗談めかしてお話されていた頃。 点の取れるジャンプ構成について、スミス様も交えて意見交換されていましたが、大ちゃんは強気な発言をされていました。 けれど、その直後頭を抱えてテーブルに突っ伏してしまわれました。 「痛いんやろ。今日、雨振ってるから。」歌子先生のお言葉にうつむいたまま首を振った大ちゃん・・。 カメ先生の労りのこもった視線と「うまくいくよ。髪型以外は。」と金髪だった大ちゃんの頭をくしゃくしゃっとかき混ぜたシーンは忘れることはできませんでした。 どんなに不安だったでしょう。痛みもあったと思います。 フィンランディア杯では「道」の演技中に「ここで膝が痛くなってしまいました。」と仰っていましたね。 復帰するだけでも大変なことなのに、オリンピックに間に合わせなければいけない。 さらに世間は「メダル、できれば金を 考えただけでも胸が苦しくなるプレッシャーと、なかなか取り戻せない感覚。 この頃は「靴も合わなかったのに、そのことに気づかなかった。」大ちゃん。 あの繊細な方が「靴」の違和感に思い至らなかった、どれだけ苦しかったことでしょう。 すごいと感心したのは、成績が振るわない状態が続いても「ひざの調子が悪いから」とは一度も言わなかったことです。普通ならけがのせいにしたくなるんですが、そういう言い訳をしませんでした。 手術前を上回る成績で、僕らの治療が正しかったことを証明してくれたんです。僕らを信頼してつらいリハビリにも耐え、やり遂げてくれた。「感謝」という言葉しかありません。 厳しいリハビリによる痛みで、病室でひそかに涙を流す選手の姿を見てきました。いくら上手に手術しても、それだけでは絶対に治りません。 手術はあくまで競技復帰へ向けたスタート地点。選手が本来のパフォーマンスを発揮するというゴールにたどり着くには、苦しいリハビリに耐え、「絶対治すんだ」という自身の強い気持ちが不可欠です。これからもそうした選手の力になっていきます 五輪の舞台に2度。トリノの8位だとて立派な成績でございました。 バンクーバーに出場されただけでも奇跡のようでございましたが見事3位、 アジア男子初の銅メダル さらにはモチベ下がりまくりにも関わらず臨んだワールドでも金メダル 男子フィギュアの歴史にアジア人の名が刻まれたのでございます あれほど嬉し涙を流したことはございませんでした。 ワタクシが大ちゃんでしたら、「もう十分。もう頑張れない。」と思います。 「借りは返した。」と安楽な道を選ぶことでしょう。 けれど、大ちゃんは「ソチへの道」をお選びになりました。 「理想のスケート」を追求し続けると宣言されました。 子どもの頃、早く大人になりたい。大きくなりたいと願いました。 今出来ないこと全て、成長した自分ならやりこなせる。 大人になれば何でも出来るのだと思っていました。 大ちゃんを拝見して気づいたことがございます。 「おとな」とは「大きいひと。」 肉体の成熟ではなく、魂の成熟と、精神の成長を止めないひと。 感謝し、苦しみを喜びに変えるひと。 自分を知り、律することのできるひと。 他者と比較してではなく、自分がどうありたいかを考えるひと。 信じることがぶれないひと。 弱い自分を偽らないひと。 人を許し、思いやれるひと。 そして逃げないひと。 大ちゃんは多くの苦しみから、ご自分を育てる糧を見つけてこられました。 一見遠回りに見えるようで、実はまっすぐに王道を歩いてこられました。 彼の演技が感動を呼び起こすのは、よけいなことをいっさい仰らない大ちゃんのメッセージがそこにあるから。 打算の欠片も無い「音楽と一体になりたい」演技が、観客の心の何かに触れるから。 「オリンピックの表彰台に乗ることです。」ふっくらした頬の少年が語った夢は実現しました。 今、大きな瞳をきらきらと輝かせる大ちゃんのお顔は、昨年よりもその前よりも「滑る喜び」「戦う喜び」に若返っています。 スケーティングと表現は、円熟の極みへ芸術へ達しようとしています。 成長を止めようとしない限り、大ちゃんのスケートは進化し続けます。 大ちゃん、ありがとう あなたはワタクシに大切なことをたくさん教えてくださいました。 ワタクシもあなたのような「大きいひと」になりたい。 衰えることを知らない瑞々しい魂を持ちたい。 あなたは本当に「ふつくしいひと」でいらっしゃいます 先日の「竹林Wotapedia」にたくさんの気持玉とコメントをありがとうございました 大ちゃんに続いて紹介する人物を誰にしようか思案しております。 妄想以上に応援に気合いを入れて参ります いつも素晴らしい動画を上げてくださる主様、「この記事にぴったんこ。」と勝手に決めて貼らせていただきます。 名作の数々を本当にありがとうございます 大ちゃん、何があろうとワタクシ達はあなたについて参ります 信じるままに「ぶちかまして」くださいませ 大ちゃん、頑張れ |
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タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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内 容 | ニックネーム/日時 |
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Takako様 |
とんとん 2012/02/01 08:38 |
おはようございます。本当にtakakoさんの仰る通りですね。大ちゃんは大人の中の大人。数々の試練に打ち勝ってきました。時には逃げたり、周りに八つ当たりしたりもしたでしょう。でも、大事な所はちゃんと踏みとどまり、反省もしつつ、必ず失敗を糧にして成長してきたんだと思います。自分の失敗を隠さず、ひたむきに努力し、人の言葉にきちんと向き合えるから、助けてあげたいと思わせる。 |
pororimama 2012/02/01 09:47 |
takako様の見事なまでの深くぶれない大ちゃん愛に、いつも嬉しさとパワーを頂いている一人です。私も大ちゃんは王道を行く方だと思っております。国も考え方も異なる世界の方々に心を揺るがせるスケートを見せてくださる大ちゃん・・・。いつかそれが大きな流れとなってゆくことを祈りつつ楽しみに応援したいですね! |
まゆりん 2012/02/01 14:03 |
Takakoさん、すっかり出遅れてしまいまして、変な祝辞になってしまいますが…ブログ2年目突入おめでとうございます! 大雪・暴風、大丈夫でいらっしゃいますか?悪天候の中お仕事に行かれ、ご闘病中のご家族がいらっしゃる上での連日のブログ更新に感心しきりです。そして、今回の緑字部分に感涙。あぁ、私もTakakoさんのように表現してみたい!(こちらに寄せられる皆さんのコメもとても素敵です…。) |
とんすけ 2012/02/01 14:42 |
とんとん様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/02/01 20:52 |
pororimama様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/02/01 21:07 |
まゆりん様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/02/01 21:22 |
とんすけ様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/02/01 21:35 |
Takako様こんばんは!またまた感動しました!ありがとうございますm(__)mもう涙腺緩みっぱなしです(;_;)辛いこと苦しいことを受け止めて、今あの無垢な美しい瞳を輝かせて頑張ってる大ちゃん、応援せずにはいられませんよね!昨年偶然友達と入ったお店はお孫さんが大ちゃんと一緒にリハビリをされてた関係で大ちゃんも来店されたことがあるそうです!お店の奥様が大ちゃんを「本当に素晴らしい青年!謙虚で礼儀正しくて!」と、褒め称えておられました!当時は大ちゃんにとっては一番思い出したくないキツイ時だったでしょう…やはり大ちゃんはTakako様の仰る通り大人…だからこんなにも惹かれてしまうのですね?それにしても、お孫さん羨まし過ぎる…出来れば代わって欲しい〜!と思いましたが口には出せませんでした! |
aki 2012/02/01 23:35 |
aki様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/02/02 07:04 |
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