蹴球探訪
J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事
【サッカー】香川 マンUと正式契約に武者震い2012年6月24日 紙面から 日本代表FW香川真司(23)が22日、渡英先のマンチェスターで、イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドと正式契約を結んだ。契約期間は4年。英メディアによると、移籍金は出場試合数などに応じて最高1700万ポンド(約21億3000万円)、週給4万5000ポンド(約564万円、年俸換算約2億9300万円)。23日夜、成田空港着の航空機で帰国した香川は「オールドトラフォードを見て興奮した。この歴史に自分の名前を刻みたい」と並々ならぬ強い意欲と決意を語った。 興奮、感動して、その体はしばらく震えていた。泣く子も黙る世界のビッグクラブの一員となり、香川は「自分らしさを発揮できれば必ず成功できる自信がある」「リスクのある挑戦の中でいろいろなものを勝ち取りたい」−。いつもは控えめな男が、奮い立つ心を隠そうとはしなかった。 22日に現地到着後、マンチェスターで健康診断を終えると、同市内の練習場を見学し、オールドトラフォードで分厚い契約書にサインした。その直後、南仏でバカンス中のファーガソン監督から「会えるのを楽しみにしている。一緒に成功しよう」と直接伝えられた。「早く来てくれ」−。そう言って、何度もラブコールを送ってくれた名将の高い評価が「決め手の1つになった」と言い、「素直にうれしかった」と、しみじみと語った。 そうはいっても、喜びは一瞬。体中には強い決意、覚悟がすでに湧き上がっている。「マンUに加入したという(だけの)地位や名誉は考えていない。結果を残さない限り、何も得られない」 すべては称賛と批判のはざまにある、厳しい生存競争に打ち勝ってこそ。もちろん、ドイツで培った自信が香川の背中を強く押す。 「精神的なところで負けなければ、必ず成功できると思っている」 マンチェスターでは歓迎ムード一色で迎えられ、帰国した成田空港ではファン100人にもみくちゃにされた。沸騰する期待と重圧。「マンU・香川」の挑戦が、ついに始まった。 (松岡祐司) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|
|