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【プロ野球】

楽天・青山 無心の3人斬り

2012年6月24日 紙面から

◇楽天2−1ロッテ

 5月の月間MVP右腕が輝きを取り戻した。6回途中から始まった楽天の投手リレー。薄氷を踏む展開を締めたのは守護神の青山だった。9回に登場すると、岡田からの上位打線を3人締め。最後は井口を遊ゴロに抑えて、3日の広島戦(Kスタ宮城)以来となる10セーブ目を手に入れた。

 「きょうは気持ちが入りました。すべての球が良かった」と青山。ガッツポーズ連発、気合十分の投球に星野監督も満点の評価だ。「きょうは良かった。練習のときから良かった」。最大級の賛辞で守護神の労をねぎらった。

 8日の中日戦(ナゴヤドーム)で和田に逆転サヨナラ弾を浴びるなど6月は不調が続いた。一時は中継ぎに配置転換されたが、青山にとってはこの時期が自分を見つめ直す機会になった。フォームをチェックし、心のもやもやを整理。無心で投げることを思い出した。

 だからこそできた3人締め。6月初の連勝につながった。継投は3位死守の良薬だが、青山の気持ちは高ぶる。「やっぱり、9回は気持ちが入ります」。星野監督も「明日も良かったと言いたいね」と期待した。 (川越亮太)

 

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