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【プロ野球】

「原 続投」白石オーナー通達 効果てきめん G逆転

2012年6月24日 紙面から

巨人−ヤクルト 逆転勝利し、犠打を決めたマシソンに「バントのポーズ」をする原監督(北田美和子撮影)

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◇巨人7-4ヤクルト

 巨人の原辰徳監督(53)が2006年に過去の女性との交際を理由として2人組の男性に要求された1億円を支払っていた問題で、白石興二郎オーナー(65)が23日の試合前に東京ドームで同監督と緊急会談し、「続投」を通達した。

 長野遠征から本拠地に戻ってきた指揮官の元を球団トップが訪れた。21日発売の週刊文春がスキャンダル記事を掲載し、騒動に発展してから初めての対面。この日の午前中に渡辺球団会長とも会った白石オーナーは、球団としての決定事項を伝えに来たのだ。

 「真摯(しんし)に受け止め、反省するべきところは反省し、批判もあるだろうけど、引き続き指揮を執ってもらう」。球団が文春の報道内容を明かした20日にも「原監督自身も脅迫の被害者。職責を問われるとは、今のところ考えていない」と表明していたが、今回は「球団としても決定していること」と“最終決定”であることを明言した。

 白石オーナーの直前には、長嶋茂雄終身名誉監督も原監督と会談し、激励の言葉をかけた。「今回は野球の話だけ、野球の話。オーケー?」と会話の中身については言及を避けたが、東京ドームに到着してから監督室に直行したことでも目的は明白。球団が一体となり、騒動の渦中にある指揮官を支える姿勢を明確に示した。

 

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