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“閣議の議事録作成と公開を”6月21日 4時23分
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有識者で作る政府の公文書管理委員会は、閣議について、「内閣の最終的な意思決定の場だ」として、議事概要と議事録を作成・保存し、一定の期間が経過したあと、公開することも検討するよう求める提言案をまとめました。
政府の公文書管理委員会は、東日本大震災に関連する重要会議の議事録が作成されていなかった問題を受けて、政府が重要な意思決定を行う際の記録の残し方を検討しており、20日、政府への提言案をまとめました。
提言案では、閣議について、「内閣の最終的な意思決定の場であり、議事概要や議事録を作成し、保存することが望ましい。一定の期間が経過したあとに公開するルールを制度化することも検討すべきだ」としています。
また、閣僚懇談会についても、同じルールにすべきだとしています。
さらに、重要な政策課題を巡って関係閣僚が意見を交わす会議についても、議事概要と議事録を作成することが望ましいとしています。
公文書管理委員会は、提言を近く正式に決定することにしており、公文書管理を担当する岡田副総理は、提言を踏まえて具体策を検討することにしています。
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