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原発の安全性“技術的知見共有を”6月22日 14時16分
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枝野経済産業大臣は閣議のあとの記者会見で、今月25日にロシアで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議のエネルギー担当の閣僚会合で、東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、原発の安全性について各国と技術的な知見を共有していくことを表明する考えを示しました。
日本やアメリカなど、太平洋を囲む21の国と地域が参加するAPECは、今月25日、ロシアのサンクトペテルブルクでエネルギー担当の閣僚会合を開き、エネルギーの安定確保を主なテーマとして意見を交わします。
これについて、枝野大臣は閣議のあとの記者会見で「閣僚会合に出席し、原発事故を踏まえて原発への依存度を最大限、引き下げていくという日本のエネルギー政策の見直しの方針を報告する」と述べました。
一方、今回の閣僚会合では、原発について、温室効果ガス削減などの観点から、改めて重要だと参加国の多くが表明する見通しであることについて、枝野大臣は「国内では原発への依存度を引き下げていくが、国際社会では安全な原子力の活用に貢献していくための役割を果たしていく」と述べ、福島第一原発の事故の経験から得られた技術的な知見を各国と共有していくことを表明する考えを示しました。
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