●BLACKカードが6万4800円 B−CASカード書き換え問題で逮捕者が出ました。詳細は次のとおりです。
●この手があったとは 今回の逮捕のように、ソフトの提供が不正競争防止法違反として摘発の対象となるということは予想されていました(⇒B−CAS存亡の危機?)。意外だったのは、データの書き換えが電磁的記録不正作出・同供用容疑で摘発の対象となったということです。 電磁的記録不正作出及び供用罪について、刑法は次のように定めています。
ただ、同罪における「電磁的記録」は銀行の預金残高記録や自動改札定期券の残高記録など何らかの財産的価値のある情報と考えられていたので、単なる会員資格の情報も含まれるというのは予想外でした。もっとも、当局が逮捕に踏み切ったというのは有罪にできるという確信があってのことなのでしょう。 ●これでB−CASシステムは存続できる? 今回の逮捕で、総務省とビーエス・コンディショナルアクセスシステムズは、ひと安心といったところでしょう。ウィニーのように無罪となる可能性は皆無とはいえない(⇒ウィニー開発者の無罪確定へ=ほう助罪の成立認めず―検察側の上告棄却・最高裁)にしても、「B−CASカードを書き換えたら逮捕される」となれば、普通の一般市民なら書き換えを躊躇するでしょうから。 ということは、B―CASシステムの全面見直しも必要ないということになるのでしょうか。 BLACKカードの販売は論外としても、改変方法の情報公開やソフトの提供については、営利目的ではなく、B―CASシステムの見直しを促すという意図があったと取れなくもないでしょう。しかし、そのために有料放送事業者に損害を与えてよいというのはちょっと話が違うように思えます。 ただ、これで一件落着「B―CASシステムは安泰」となるのは少し残念に思えます。 |
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