浅井長時
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浅井 長時（あざい ながとき、永禄12年（1569年）？ - 天正12年3月6日（1584年4月16日））は、安土桃山時代の武将。織田氏の家臣。
幼名は田宮丸。織田信長の赤母衣衆・浅井政貞の長子。弟は浅井政重。
経歴
尾張国、苅安賀城の城主。天正10年（1582年）の本能寺の変以前に父の遺領を継ぎ、尾張衆として織田信忠の軍団に組み込まれる。本能寺の変後は、尾張を領した織田信雄に仕える。岡田重孝・津川義冬、そして長時の三人は「三家老」と呼ばれ、信雄家において大きな影響力を持っていた。
だが、謀反の疑い（豊臣秀吉の陰謀説あり）をかけられ、三家老はすべて信雄の居城におびき出された上で殺害された（『勢州軍記』）。 「老臣」「家老」などという肩書きから年配者のイメージをされるが、『寛政重修諸家譜』では幼名の「田宮丸」で記され、没年は16歳となっている。