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【芸能・社会】

キョンキョン円熟の放送賞2冠 放送文化基金賞

2012年6月23日 紙面から

 優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループに贈られる第38回「放送文化基金賞」(放送文化基金主催)の贈呈式が22日、東京・紀尾井町の千代田放送会館ホールで開かれ、「番組部門」の演技賞に選ばれた女優の小泉今日子(46)と俳優の本木雅弘(46)が出席した。

 小泉は、フジテレビ系ドラマ「最後から二番目の恋」で、ダブル主演の中井貴一(50)と抱腹絶倒の毒舌合戦を繰り広げた名演技が評価された。今月4日に授賞式が行われた「第49回ギャラクシー賞」(放送批評懇談会主催)に次いで、同ドラマで放送賞の“2冠”を達成した。

 若々しいポニーテールとリボンとは対照的に、大人びたプラダのワンピース姿で登壇した小泉は「最近テレビを見ていても若い人中心に作られていて、少し疎外感みたいなものを感じていましたので、大人が楽しめる番組を作ろうと、スタッフやキャストみんなの気持ちが一つになりました」と笑顔であいさつ。

 本番の撮影とは別の日にスタジオでリハーサルをするなど細部までこだわって撮影してきたことを明かした上で、「これからも若い人には負けないよう、テレビの世界のいい場所に立っていられるよう、チャレンジしていきたい」とアピールした。

 デビュー30周年を迎え、さらに磨きがかかった演技力と、円熟味を増した色気で若い世代に堂々と勝負を挑むつもりだ。

 一方、本木は2009年から3年にわたって放送されたNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」で主人公の秋山真之役を熱演。「最近思うんですが、年を重ねるごとにいかに自分が未熟か気付いていく。それを正していくために、役者という仕事は重要なものです」と真剣な表情で語った。

 同い年の小泉同様、演技に対する探求心は天井知らずのようだ。

 

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