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玄葉外相 途上国支援に2400億円
6月21日 11時38分

玄葉外相 途上国支援に2400億円
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玄葉外務大臣は、ブラジルで開かれている国連の首脳レベルの会議「リオ+20」で演説し、日本の優れた省エネ技術を活用して途上国のグリーン経済への移行を支援するため、政府が今後3年間でおよそ2400億円を拠出する考えを示しました。

ブラジルのリオデジャネイロで開かれている環境対策と経済発展の両立について協議する国連の会議「リオ+20」で、玄葉外務大臣は、日本時間21日朝、中国の温家宝首相やフランスのオランド大統領ら各国の首脳に続いて演説を行いました。
玄葉大臣は「エネルギーと資源を効率よく使うグリーン経済への移行は、すべての国が手を携えて取り組む課題だ。日本が長年取り組んできた省エネ、リサイクルの経験は、世界各国の国造りに役立つと確信している」と述べました。
そのうえで、玄葉大臣は、日本の優れた省エネ技術を活用して途上国のグリーン経済への移行を支援するため、政府が今後3年間で30億ドル(日本円でおよそ2400億円)を拠出する考えを初めて示しました。
玄葉大臣は、また、東日本大震災の教訓を世界の国々と共有しようと、来月、東北地方で閣僚級の国際会議を開き、この場で途上国の防災対策を支援するために3年間で30億ドル(日本円でおよそ2400億円)の支援を表明することも明らかにしました。

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