国際北朝鮮、「邦人墓地」を初公開 平壌近郊2012.6.22 21:23

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北朝鮮、「邦人墓地」を初公開 平壌近郊

2012.6.22 21:23 北朝鮮
地元住民(手前)が見守る中、北朝鮮側が「竜山墓地」の移設先と説明する丘陵地帯で取材する報道陣=21日、平壌近郊(共同)

地元住民(手前)が見守る中、北朝鮮側が「竜山墓地」の移設先と説明する丘陵地帯で取材する報道陣=21日、平壌近郊(共同)

 北朝鮮は22日までに、太平洋戦争末期の旧ソ連参戦(1945年8月)に伴う混乱の中、現在の北朝鮮地域で死亡した日本人が埋葬されているとする平壌近郊の墓地や跡地2カ所を、共同通信など一部日本メディアに初公開した。

 終戦前後に残留日本人がつくった「竜山墓地」の移設先とする丘陵地帯には盛り土が点在。北朝鮮側は現地で出土したとする骨片も公開した。

 現場調査を手掛けている北朝鮮の社会科学院歴史研究所の●喜勝所長によると、盛り土は計約500個。移設当時を知る住民が「一つの墓(盛り土)に4、5人を埋葬した」と証言していることなどから、遺骨数は推計で2千柱以上という。

 日本の文献などによると、竜山墓地は46年、残留日本人が石碑を建てるなど整備し、約2400人が埋葬されていた。(共同)

●=恵の心を日に

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北朝鮮側が「竜山墓地」の移設先と説明する丘陵地帯。盛り土が点在する=21日、平壌近郊(共同)

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